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『色絵 Japan CUTE!』展・出光美術館 [世界の美術館&博物館]

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例年よりかなり早い桜の開花が報道された3月23日、お堀端の帝国劇場ビル9階に位置する出光美術館で『色絵 Japan CUTE!展』を鑑賞してきました。

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古九谷、柿右衛門、鍋島などの磁器や野々村仁清や緒形乾山などの京焼など、カラフルなやきものの展覧会です。日本独自のデザイン・柄がヨーロッパでドイツ・マイセン窯などで同じ文様が描かれた焼き物も並べて展示・比較できるなど目を見張られます。

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季節を描いたものや文学を表現した焼き物などは初めて知りました。春、桜の時期に豪華絢爛たる焼き物に出会えて、驚きと喜びを全身で味わった感じです。

ここの美術館の楽しみに、お堀端の皇居を見下ろすように喫茶室が設けられていることです。鑑賞後にセルフ・サービスでお茶を味わいながらの一服は格別なものです。毎回、感謝の気持ちでいっぱいです…

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『ブリューゲル展』東京都美術館 [世界の美術館&博物館]

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『画家一族 150年の系譜 ブリューゲル展』を観てきました。(東京都美術館 3月14日)

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97年秋、もう20年も前ですがウィーン美術史美術館でブリューゲルの作品群に出会い、以来ブリューゲルのファンとなっております。

今回はタイトルにあるようにブリューゲル一族の作品を一堂に会したもので、ほとんどが個人の収蔵作品なので今回を逃したらもう観る機会はなかったことでしょう。ブリューゲル家は父から子、孫までもが画家として成功した一族です。

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一家の名前は父がピーテル、子供もピーテル、孫がヤンで、親も子も同名が複数いるためにそれぞれ1世、2世と区別されておりますが、我々素人にはどうしてもわかりづらいです。今回の展示では作品ごとに、父・子・孫の表示シールがあり、そこに丸印で誰の作品かがわかるようになっており非常に助かりました。ひ孫に続きその嫁までもが画家で、作品が展示されているのですから。

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ひとつ欲を言えば、父ピーテル・ブリューゲル1世の展示作品がほとんど下絵だけなので盛り上がりに欠けていたことです。昨年来日公開された≪バベルの塔≫の興奮が冷めておらず、長男の≪鳥罠≫や≪野外での婚礼の踊り≫と比較するためにも父の≪雪中の狩人≫や≪農民の踊り≫なども一緒に鑑賞できれば最高だったことでしょう。でもそれは贅沢なことで、子・孫・ひ孫までもの作品が一連で鑑賞できたことに感謝をしなくてはなりません。父ブリューゲルの作品が観たければまた『ウィーン美術史美術館』を訪問すれば良いのですから…。もう一度行きてぇなぁ~

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『横山大観』展・山種美術館 [世界の美術館&博物館]

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『横山大観 -東京画壇の精鋭-』展を観てきました。(1月30日 山種美術館)

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このところ、年明けに山種美術館を訪ねることが多くなりました。お正月に日本画が見られることが楽しみになってしまいました。加齢のせいでしょうか?

今回は山種美術館が所蔵する横山大観のコレクション40点すべてが鑑賞できます。見事です…!

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これまでも何回かに分けて大観を見せて頂きました。お正月らしい雰囲気で私のお気に入りはまず『壽』(20世紀昭和時代)です。迫力ある文字を前面にして背景には金泥で松竹梅が描かれています。

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『松竹梅』といえばこちらの作品です。(昭和6年ごろ)

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そして大観と言えば富士山です。“富士山の形だけを書くのは小学生でも出来る…”とは大観の言葉です。納得です。そしてこう続きます、“昔富士山は魂を意味する「心神」と呼ばれて、私は形ではなく富士の、日本の魂を描いている…”と。その『心神』(1952年昭和27年)です。

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このような作品群を一挙に鑑賞できる喜びは何と表現してよいかわかりません。

もう一点お気に入りを。『龍』(1937年昭和12年)です。

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今回の展覧会ではメインの大観のほかに、大観と親交の深かった小林古径や東山魁夷などの作品も同時に鑑賞できます。実に贅沢な美術展で、山種美術館のコレクションの素晴らしさをあらためて知らされます。それらを鑑賞できる喜びは、人生の、生きている喜びにも繋がります。私も、もう少し長生きをさせてもらいましょう、自分の眼で鑑賞できる喜びを味わうために…



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フランス宮廷の磁器『セーヴル、創造の300年』展・サントリー美術館 [世界の美術館&博物館]

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サントリー美術館で『フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年』展を観てきました。(1月9日)

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お正月早々、目の保養をさせていただきました。300年にわたるセーヴル工房の作品が一堂に会しております。見事と言うほかはありません。初期の作品の保存には大変な苦労があったことでしょう。

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“マリー・アントワネットから草間彌生へ”の言葉通り歴史もすべてを見せてくれて大満足です。

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興味をひかれたことがひとつあります。16歳高校2年生の春、初めてオペラのステージに接しました。プッチーニの『蝶々夫人』です。タイトルロールを砂原美智子さん、ピンカートンを丹羽勝海さんが歌われて、劇中に数々の日本の旋律が登場することに興味を持ち、観劇後に制作過程を調べたところ物語の原作にはピエール・ロティの『お菊さん』をモデルにしている記述がありました。しかしそのロティさんも、本の内容も当時は全く分からずにそのままとなってしまいました。

昨年暮れに『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』を東京都美術館で鑑賞した際に、ゴッホ自身が大量の浮世絵と『お菊さん』の本を蒐集していたことを知りました。下の写真、2枚は『ゴッホ展』より、

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さらに今回の美術展で“第3章 20世紀のセーヴル”コーナーに、日本の陶芸家沼田一雅氏が1904年にセーヴで作成した硬質磁器の『お菊さん』が展示されております。画像が小さいのですが、ご覧ください。

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プッチーニ、ゴッホそしてセーヴルへと、私の中では『お菊さん』を通じて点と線で結ばれました。人生は面白いですね、高校生で聴いたオペラが半世紀を経て何気なく訪れた美術展に繋がれていたのです。残り少ない人生ですが、これからは何と繋がっているのでしょうか?、楽しみです…


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『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』東京都美術館 [世界の美術館&博物館]

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『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』を観てきました。(12月12日 東京都美術館)

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ゴッホの作品は以前に、パリのオルセー美術館、ロンドンのナショナルギャラリーそしてニューヨークのメトロポリタン美術館で何点か拝見しておりますが、今回ほど多くの作品を鑑賞したのは初めてです。さらに異常と思われるほどに日本への愛着、感心を持って制作に励んでいたことも初めて知りました。(例えば、僧侶・坊主頭にしての自画像など…)

会場にはゴッホ自身が蒐集した大量の浮世絵も同時に展示されており、それらから影響を受けて描かれたゴッホの作品を比べて鑑賞できます。

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これほどまでに日本との繫がりが勉強できたことに大きな喜びさえ感じられます。

中でも特に印象に残っているのが、1888年に描かれた『花咲くアーモンドの木』です。

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一目見て、“えっ、桜の木?”と思ってしまいました。実際のアーモンドの木と花を見たことはありませんが、どう見ても桜の花に見えてしまうのです。ゴッホと日本の繫がりを鑑賞した後なのでなおさらなのでしょうね。今後のゴッホに対する作品の見方が変わってしまうほどの展覧会でした…


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『驚異の超絶技巧!』展・三井記念美術館 [世界の美術館&博物館]

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『驚異の超絶技巧!』展を観てきました。(11月2日 日本橋・三井記念美術館)

昨年秋に東京藝大美術館で開催された『驚きの明治工藝』展に続く超絶技巧の作品の展覧会で、前回は台湾のコレクターによるコレクションでしたが、今回は日本で唯一明治工藝品を常設展示している京都・清水三年坂美術館の所蔵品を中心に、現代作家の作品までもが一堂に会しております。

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明治時代に外貨獲得のために超絶技法の工芸品が数多く制作されましたが、弟子を取らなっかためにその技術は一代限りで途絶えてしまい、ほとんどの作品は海外に流失されたままだそうです。最近になってその価値があらためて見直されて脚光を集めています。技術は引き継がれなっかたものの、現代の若い作家さんたちがアートとして独自に作り上げた作品も目を見張るものがあります。


中でも若干34歳の工芸作家・臼井良平さんの作品には驚きのあまり笑ってしまったほどです。身近なものを工芸作品にしてしまうのが作風だそうですが、展示品は水の入ったビニール袋やペットボトルなどです。

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これらはすべてが、ガラスで出来ております。ビニール袋やペットボトルそのものの材質感のみならず、水中の気泡なども巧みに再現されております。写真では小さくて分かりにくいのですが、押しつぶされたペットボトルもありました。

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ガラスなので透き通っているのは当然なのですが、高温で溶けたガラスをどのようにして作り上げたのでしょうか? その出来栄えに驚き、思わず笑みがこぼれます。

拝見させていただいたのは平日の昼間で入館者のほとんどがお年を召した女性たちでした。見始めてすぐに「作ったのは(血液型が)A型だろうね…」などと小声で妻と話をしていると、すぐ隣の女性が「へぇ~、そうなんですか…」などと割り込んできます。ひとりで来て、話す相手がいなかったのでしょうね。臼井良平さんの作品を見たとたんに私が思わず小声で「なにこれ、笑っちゃうね!」とつぶやいたら、隣に居たご婦人が「そうですよね~、笑っちゃいますよね~」と言いつつ大声で笑い始めました。すかさず、看視スタッフのお姉さんから注意を受けたのは当然です。私が先に「笑っちゃうね」などと言ったのがいけないのです、ごめんなさい。ものすごく驚いたり、怖かったりするとなぜか笑ってしまいます。なんででしょうね?

驚き、笑い、素晴らしいものに接する喜びが美術館にはあります。次回はどんな喜びが待っているのでしょうか…?



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『ボストン美術館の至宝展』東京都美術館 [世界の美術館&博物館]

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『ボストン美術館の至宝展』を観てきました。(9月18日 東京都美術館)

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約50万点もの作品を所蔵する世界屈指の美術館から、選りすぐりのコレクションが日本にやってきました。展示内容は、古代エジプト美術、中国美術、日本美術、フランス絵画、アメリカ絵画、版画・写真、現代美術、の順に7つの章から成り立ち、まるでプチ・ボストン美術館を感じさせて見ごたえは十分です。

ボストン美術館の収蔵作品は全て個人のコレクターから寄贈されたもので、世界中の作品を見出して私財を投じた人々により成り立っております。そのコレクターも紹介されて、我々日本人にお馴染みのフェノロサの名前もあり鑑賞に熱が入ります。

フェノロサのコレクションの一つに、今回の目玉作品である英一蝶の“涅槃図”(1713年)があります。

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今回の里帰り公開に際して、約170年振りに本格的な解体修理が約1年間をかけて行われたそうです。300年前に制作された作品が目の前に繰り広げられる様はまさに圧巻です。

普段から親しみのあるのはやはりフランス絵画の章の作品群です。モネ、ドガ、セザンヌ、ゴッホなどなど教科書や美術書でお馴染みの絵画の数々です。

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ふたり揃って来日したゴッホの“ルーラン夫妻”、記念写真を撮らせていただきました。

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普段馴染みの薄いアメリカ絵画の章で、気になったのがジョン・シンガー・サージェントの“フィスク夫人と娘レイチェル”(1903年)です。

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まるでヨーロッパのルネッサンス期を感じさせる作風です。面白いのは母親の肩に顔を寄せる娘のポーズで、よく見ると左上に置かれている聖母子像のポーズと同じなのです。20世紀になっても中世ヨーロッパの宗教絵画を思わせるアメリカ絵画です。人気画家だそうですが、私は初見です。

来日公開されているのは80点ですが、それ以上の作品を鑑賞した思いです。美術館ってなんて素晴らしく楽しいのでしょうか。

年内にはゴッホ展や超絶技法の明治工藝展、年明けにはブリューゲル展が控えています。ワクワクしてきます…



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『アルチンボルド展』国立西洋美術館 [世界の美術館&博物館]

ちょうど20年前の1997年9月、夫婦で初めてのヨーロッパを訪れました。行先はウィーン、私が子供の時から大好きで憧れていた街です。訪れてすぐさま音楽はもちろんのこと、美術館に目覚めてしまいました。“ウィーン美術史美術館”、ハプスブルグ家の壮大なコレクションが収蔵展示されている世界有数の美術館です。フェルメール、ブリューゲル、ベラスケスなどなど本物が、当たり前なのですが、本物が目の前で繰り広げられます。購入した日本語版の図録、絵画編の表紙です。

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一日では見切れないほどの作品群の中、眼を引き度肝を抜かされたのが初めて見る“アルチンボルド”の作品でした。

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魚や野菜、動物や植物、さまざまなモノを組み合わせた肖像画です。見れば見るほどにその細密さ、その組み合わせの妙に驚かされてしまいました。

世界各地に散らばる作品が今、日本に集結して展覧会が開かれております。東京上野の国立西洋美術館で開催されている『アルチンボルド展』を観てみました。

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20年前にお会いした作品にも再会しました。懐かしさと共にあらためてその出来栄えにビックリさせられてしまいました。

来日中の作品を紹介します。まずは連作『四季』より“春”と“夏”です。“春”は花々を組み合わせて女性の横顔を、“夏”は野菜で表現されております。


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続いてブドウと樽で表現された実りの“秋”、“冬”は年老いて枯れ行くようです。


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続いて連作『四大元素』より“大気”と“火”です。“大気”は空中を飛ぶ鳥で、“火”はそのまま炎やランプなどの道具で表現されています。


s-『アルチンボルド展』連作四大元素より“大気”と“火”.02.jpg

疾走する動物は“大地”を、水中の魚や貝は“水”を、それぞれ表現されています。


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会場にはまだまだ驚かされる作品が鑑賞できます。『上下絵』と呼ばれる作品は逆さまにすると全く別の作品になってしまいます。

先ずは“コック”の顔が逆さまになると“肉”の塊りになってしまいます。


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“庭師”の顔を逆さまにすると、なんとなんと盛り付けられた“野菜”になってしまうのです。


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実に見事で「恐れ入りました…!」と言うほかありません。同時に、今回これほど多くの作品が集められたことにも驚き、感謝しなければなりません。個人蔵の作品も多く、今後これほど一堂に会する機会はないのではないでしょうか。鑑賞できて幸せです。

人生の最後には、もう一度“ウィーン美術史美術館”を訪れたいです。足腰が元気なうちにもう一度、館内を歩き廻り新たな驚きを発見したいです!!!…



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『和のあかり×百段階段』展2017 ホテル雅叙園東京 [世界の美術館&博物館]

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ホテル雅叙園東京(旧目黒雅叙園)で開催中の『アートイルミネーション 和のあかり×百段階段』展を鑑賞してきました。

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昭和初期に建てられて、現在は東京都の有形文化財に登録されている木造建築で“百段階段”(実際には99段)と名付けられ、その階段沿いに作られた7つの奥座敷で展開されるアート作品群の展示会です。春先には雛祭り、秋には生け花展などが開催されています。これまで興味はあったものの訪れたのは初めてです。写真は、百段階段と各段に飾られた岩手のこけしたち、そして最上段の99段目です。

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この階段沿いにある7つの奥座敷は“十畝(じっぽ)の間”、“漁樵(ぎょしょう)の間”、“草丘(そうきゅう)の間”、“静水(せいすい)の間”、“星光(せいこう)の間”、“清方(きよたか)の間”、“頂上(ちょうじょう)の間”と名付けられて、その各々に見事なほどの装飾が施されています。床柱、天井画、壁画、欄間などなど、普段お目にかかれない極め付きの伝統工芸が目の前で繰り広げられます。すべてが息をのむほどの素晴らしさです!

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そんな中で繰り広げられるアートイルミネーションの数々に、興奮しないではいられません。

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これこそが、日本の伝統美なのでしょう。

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手にしているのは下足袋。当然ながら履き物は脱いでの鑑賞で、寺院以外ではこれも初めての体験です。足裏に感じられる畳や木の感触は心地良く、心を落ち着かさせてくれます。多種、再発見の美術展でした…



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『戦国!井伊直虎から直政へ』展 江戸東京博物館 [世界の美術館&博物館]

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江戸東京博物館で『戦国!井伊直虎から直政へ』展を観てきました。(7月29日) 両国・国技館の後ろ側に博物館はあります。

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現在NHKで、大河ドラマ「おんな城主 直虎」が放送中で、番組でも登場する武具や書簡などの実物が展示・紹介されております。番組が継続放送されている中、リアルタイムで関連する展覧会が開催されるのは初めてではないでしょうか。観覧しているお客様の会話からも、“これは(役者の)〇〇が演じている人よ…”などと聞こえてきます。TV番組を通じて史実が身近に感じられます。

放送開始直前に、最新の研究で「おんな城主 直虎」は実は女性ではなくて男性であったことが判明・発表されましたが、そこはNHKの「TV番組として楽しんでほしい…」との見解を受け入れましょう。NHKの看板でもある娯楽大作なのですから…。

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難しいことは考えずに展覧会を楽しみました。よくぞこれほどまで残っていたのか、またよくぞこれほどまで集めたものか、と感心をしてしまいました。本物に接することの感謝と喜びを感じます。タイトルの通りに直虎から直政へ、TV番組も戦国時代へと続いて行きます。結果はわかっているのですが、番組はどう描いてくれるのかそれも楽しみです。期待以上に中身が濃くて、また親しみやすい展覧会でした…。




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