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『十二月大歌舞伎・第二部』歌舞伎座 [演劇・舞台]

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久々に歌舞伎を観てきました。昨年夏の“納涼歌舞伎”以来ですから一年以上が経ちます。

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第二部を観劇。演目は“吹雪峠”と“菅原伝授手習鑑 寺子屋”の2本です。

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“吹雪峠”は宇野信夫作の現代新歌舞伎で男女3人がそれぞれの本性を語る会話劇ですが、市川中車、尾上松也、中村七之助、三人の演技に派手さはないもののひとつひとつのセリフにグイグイ引っ張られて、見事な緊張感に溢れた舞台でした。

休憩を挟んで、お馴染み“菅原伝授手習鑑 寺子屋”です。

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上演回数も多いこの名作は、菅原道真の若君を守るために夫婦二組が忠義を守りながらも苦渋の決断を下さなければならない苦悩が描かれています。松王丸役の中村勘九郎、その妻千代に中村七之助、式部源蔵役を尾上松也、その妻戸浪を中村梅枝、と豪華な顔ぶれで若手ながらも現代を代表する役者たちです。時代が変わり、世代が変わり、歌舞伎役者も代々を襲名して様変わりをしております。そのような中で先代に負けぬ芸を披露してくれることに、感心と驚きで拍手喝さいをしてしまいます。胸を熱くしたもう一つに、浄瑠璃語りがあります。元々義太夫語りで書かれた作品で、舞台では見事な浄瑠璃が語られます。そのダイナミックな迫力に完璧な演技と重なり、涙が止まりません。加齢のせいで涙もろくなってはおりますが、歌舞伎と浄瑠璃のマッチングがビンビンと胸に、心に響きます。涙して当然ですよね。感動に感謝です…


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歌舞伎座『八月納涼歌舞伎』 [演劇・舞台]

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新装なった歌舞伎座にようやく、本当にようやく行く事が出来ました。八月納涼歌舞伎公演、24日の第1部を観てきました。久々の歌舞伎でワクワクしながら出かけました。

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出し物は、『おちくぼ物語』と『棒しばり』の2本です。『おちくぼ物語』は、継母におちくぼんだ部屋で召使として働かされている姫が貴公子と結ばれる、日本版のシンデレラ物語です。七之助には見とれてしまう美しさがあります。

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旧歌舞伎座と比べると客席は少しゆったりした感じで落ち着きがあります。和服姿の中年女性の多さは以前と変わりありません。変わらないのはもうひとつ、幕間の食事です。35分間の休憩時間に客席のお客様のほとんどが席でお弁当を広げております。歌舞伎座独特の風景で、これこそ歌舞伎座だと、感心するやら、納得するやら…。

続く2本目は、舞踊の『棒しばり』です。主人が所用で出かけるために、使用人が酒を盗み飲みしないように手を縛りますが、そこはそれ、どうにかして不自由な手で酒を飲もうと四苦八苦します…。s-歌舞伎座八月納涼公演 棒しばり 02.jpgs-歌舞伎座八月納涼公演 棒しばり 01.jpg

見事な振り付けです。初演は大正5年(1916年)1月なので比較的新しい作品ですが、現代と違って娯楽の少ない当時の観客には大うけしたに違いありません。約100年ほど経た今でも、その面白さに感心してしまうほどですから…。大笑いしながらも、その見事なパフォーマンスにウルウルしてしまうほどでした。

わずかな時間でしたが、久々に歌舞伎の楽しさと面白さを五感で存分に味わいました。人間って素晴らしい、舞台上の演者さんだけでなく、裏方さんにも拍手をしたいほど、生の舞台に感動しました。次はいつ観に行きましょうか、楽しみです…

 

 

 


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ボリショイ・サーカス2014 [演劇・舞台]

関東地方も梅雨が明けた7月22日、2年ぶりに『ボリショイ・サーカス2014 東京公演』を見てきました。夏休みとあって小さな子供連れの家族のなかでの鑑賞です。

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新聞屋さんから頂いた招待券ですが、中央ステージの真正面席をゲット。2時間15分余りを楽しんできました。クマや馬、犬や猫などの動物のショーをはじめ、お馴染みの空中ブランコやアクロバットなど、多彩な演目で童心に返って興奮してしまいました。

ひとつ残念なのが生バンドの演奏がないことです。経費の節減なのでしょうか、昔ながらのサーカスの雰囲気がなくなってきたように思えます。全体の構成も『シルク・ドゥ・ソレイユ』に似てきて、都会風の洗練されたものになっております。ゾウやトラなどが闊歩する昔ながらのオーソドックスなサーカスは、流行らなくなってきたのでしょうか。進行役のピエロも、大きな鼻と哀愁を帯びた眼の化粧はなくなり、普通のおじさんスタイルのコメディアンが客席を盛り上げて、まさにシルク・ドゥ・ソレイユそのものを感じさせます。場面をつなぐダンス・パフォーマンスしかり…。 それでも、サーカス独特のハラハラ、ドキドキと笑いをしっかり見せてくれて、世界トップクラスの実力で我々観客を魅了してくれました。終演後看板の前で、親子での記念撮影の混み合い振りに、子供たちの興奮が伝わってきます。s-ボリショイ・サーカス2014 03.jpgs-ボリショイ・サーカス2014 04.jpg

負けじと、おやじの記念写真です。生のステージの感動が伝わってきます。(どこから?……)

 


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宝塚歌劇100周年 [演劇・舞台]

朝日新聞夕刊に『人生の贈りもの』と題したインタビュー形式の連載コラムがあります。政治や経済界のみならず著名な芸能人たちが、その生い立ちからこれまでの人生を語るもので、毎回興味津々で読んでしまいます。

08年5月に宝塚の元トップ・スター安奈淳さんがこのコラムに取り上げられて、見出しに“女優 安奈淳(60)”とあり、「えっ、オトミが60才!…」と、自分の歳を棚に上げてビックリしたことがありました。安奈 淳さん、本名・富岡 美樹(トミオカ ミキ)さん、1947年7月29日生まれですので、わたしよりチョッピリおねえさんです。今回1月6日から17日まで同じ宝塚の鳳蘭さんが取り上げられております。題して“女優 鳳蘭(67)”、中国名・荘 芝蘭(ツエン・ツーレン)さんでニックネームがツレちゃん、現在の日本名は荘田 蘭(ソウダ ラン)さん、1946年1月22日生まれでオトミの1期先輩になります。この連載記事に懐かしい写真が掲載されました。

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73年の宝塚大劇場でのショー『ラ・ラ・ファンタシーク』です。前列左から、えびちゃん(大原ますみ)、ツレちゃん(鳳蘭)、それにオトミ(安奈淳)のゴールデン・トリオです。実になつかしく感じる写真です。

男役のトップスターさんより私は娘役の大原ますみさんに惹かれておりました。やはり男の血がそうさせるのでしょうか。大原ますみさん、本名・蛯原理代子(エビハラ リヨコ)さんでえびちゃん、1942年11月17日生まれでトリオの中では最年長です。小さな画像ですが、えびちゃんです。

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当時、お人形なような愛くるしい顔立ちに青年心がそそられたと言うべきでしょうか。

そのころ働いていた職場でバイトの女子高生たちがほとんど皆、宝塚の大ファンで、芸名で呼ばずに本名から取ったニックネームで呼ぶことや、宝塚歌劇の楽しさや面白さをすべて彼女たちから教わったと言っても過言ではないでしょう。まだ『ベルばら~』が上演される前のことです。

彼女たちの影響もあり、1973年夏、本家宝塚大劇場まで出かけて鑑賞したのが当時の星組公演『この恋は雲の涯まで』です。ツレちゃんの源義経、えびちゃんの静御前で泣かされてしまいました。

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この作品、昨年NHK・TVで放映されて40年ぶりの舞台にすっかり感動してしまいました。92年に大劇場で収録された雪組の公演で義経を杜 けあき、静御前が紫 ともの出演でした。出演者は違うものの大劇場と東京宝塚劇場と2回見た舞台が思い出されて、Blu-rayに保存してしまいました。それにしてもえびちゃんの静御前は可愛らしくもあり、色っぽくもあり最高だったように今更ながら思います。

時代の経つのは早いもので、当時のトップスターさんたちも今では60代から70代、バイトの女子高生たちも50代終わりの年齢になっております。宝塚も今年で100周年を迎えて、4月5日の記念式典が行われるそうです。この日、大劇場のロビー棟2、3階に『宝塚歌劇の殿堂』のオープンが先日発表されました。舞台衣装などゆかりの品物とともに、貢献したタカラジェンヌ64名、理事長・演出家36名の計100名が顕彰されるそうです。

s-宝塚歌劇の殿堂 イメージ図.jpg                      〈『宝塚歌劇の殿堂』イメージ図〉

残念ながらえびちゃんは入っておりませんが、『ベルばら~』の貢献でツレちゃんやオトミは入っております。入場料500円なり。見に行かねば…。

 


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大竹しのぶ 『 ピアフ 』 [演劇・舞台]

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  大竹しのぶの役者根性をまざまざと見せつけられました…。シアタークリエで上演中の大竹しのぶ主演『ピアフ』を観てきました。                                                     “ピアフが大竹しのぶに舞い降りた!”と絶賛された2011年の初演の舞台はチケットが入手できずに断念。必ず再演する、と信じてこの日を待ち望んでおりました。WEBによる先行前売りを利用して昨年11月上旬にチケットをゲット。正解でした、一般前売時には残席は殆どなくて、初日前に全席完売になったとのこと。大竹しのぶの舞台を生で見たい観客の気持ちが痛いほど理解できます。

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  チラシやポスターの上下左右四隅に小さく、初演時の新聞各紙の批評が記されております。プロの芸能記者評は的確で、それ以上の褒め言葉が私には出てきませんのでそれらを紹介します。   「大竹しのぶの幕切れの絶唱。『水に流して』を聴くだけでも劇場に出かけた甲斐のある音楽劇だ」-日本経済新聞 内田洋一氏                                          「衣装もメークもほとんど変えないまま、一瞬にして役の年代も変化させてしまう演技の見事さ」-東京新聞 萩尾瞳氏                                                              「渾身の熱唱だ。日頃は卑俗で口汚いピアフが、歌っている時だけは聖性を帯びてくる」-朝日新聞 小山内伸氏                                                        「歌手でない大竹の歌は魂の叫びとなって、聴くものを圧倒する。同時代に大竹がいる幸せを感じる瞬間だった」-日刊スポーツ 林尚之氏

s-ピアフ パンフレット表紙.jpg                                                                 〈パンフレット表紙〉

  今や日本を代表する女優、と言うよりシェークスピアもギリシャ悲劇もその演技力で世界に名を轟かせたと言って良いほどの名女優・大竹しのぶです。私が彼女の舞台で感銘を受けた最初の作品は1979年夏に家族向けに作られた音楽劇『にんじん』です。それまでにNHKの朝ドラや映画で若手女優として認められておりますが、当時二十歳を越えた大竹しのぶが、真っ赤な髪でソバカスだらけの少年・にんじんを見事に演じたのです。制作会社や脚本家、演出家の名を冠した『にんじん』ではなくて、『大竹しのぶのにんじん』なのです。今回の『大竹しのぶのピアフ』と同様なのです。        あれから30年以上が経ちますが、TVで時折見せるおっとりして少々天然っぽいしゃべりの素顔は相変わらず変わりません。それでも一度舞台に登場すれば表情もしゃべりも一変してしまいます。 役に成りきり、正に憑依したとさえ感じさせます。憑依と言えば、年をとったピアフのセリフ回しが、故・森光子さんのセリフ回しにそっくりだったことに驚かされました。『放浪記』の終盤、年老いた林芙美子を演じる森光子さんにダブって見えてしまいました。老年の女性の喋り方は似てしまうのでしょう。新しい発見でした。

  『ピアフ』のカーテン・コール。満員の客席からの大拍手に応える大竹しのぶさんですが、1度目、2度目はピアフの表情そのままで、3度目になってようやく小さな笑みがこぼれました。ピアフが抜けたのでしょうね。女優・大竹しのぶを感じた一瞬でした。客席からは惜しみない拍手が鳴り止まない感動の時間を体験させていただきました。

  なつかしい『大竹しのぶのにんじん』を紹介しておきます。s-大竹しのぶ『にんじん』 01オリジナル・キャスト盤.jpg                                                    〈オリジナル・キャスト・レコード盤より〉

s-大竹しのぶ『にんじん』 02市村俊幸.jpg                                           〈私の世代では懐かしい、ブーちゃんこと市村俊幸さんも出演していました〉

  残念ながら、映画『一枚のハガキ』をまだ見ておりません。一度映画館に行ったのですが、その時すでに公開が終わっていて残念な思いをしました。DVDを買おうかな…

 

 


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十八代中村勘三郎逝く… [演劇・舞台]

中村勘三郎・NY公演ポスター、事務所HPより.jpg                                                           〈所属事務所のHP、トップページより〉

  12月5日未明、十八代中村勘三郎さんがお亡くなりになりました。                          報道を聞いたときはショックで泣きそうになってしまいました。お悔やみの言葉も見つかりません。

  私の世代には、市川染五郎(現・幸四郎)さんと同様に、歌舞伎のみならず現代劇や映画・TVにも出演するエンターテイナーとして尊敬する大好きな役者さんでした。これからどんな舞台を見せてくれるのか楽しみにしていた矢先です。残念で、残念でたまりません。                                   数々の歌舞伎の舞台の他にもたくさんの舞台が思い起こされます。大竹しのぶさんと『若きウエテルの恋』に出演したのはどの位前になるでしょうか。ミュージカルとまではいきませんが、音楽劇仕立てでした。竹下景子さんと共演した『遺書 「限りなき愛」』は、82年の春ですからもう30年も前です。特攻隊員として出撃する若き夫と残された妻の話で、特攻機の爆音が戦争の悲惨さを訴え、心に沁みる舞台でした。

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  一昨年末からの闘病にも耐えて、長野で心待ちにした大勢のお客様の前で、復帰宣言をしたばかりです。舞台に立てる喜びを、カーテン・コールの涙顔に見た我々ファンはこれからを期待しました。半年前のガン宣言も、前回同様すぐに良くなって舞台に戻ってくる…、ファンは皆そう信じておりました。こんな結果になるとは、重ね重ね残念です。

  安らかにお休みください。お父様の先代勘三郎さんや仲良しの森光子さんなどと天国で芝居談義に盛り上がってください。                                                  これまでありがとうございました。  合掌

 


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『ボリショイ・サーカス2012』有明コロシアム [演劇・舞台]

  立秋を迎えた翌8月8日、日差しは高いもののほんのりと秋風を感じる中、『 ボリショイ動物サーカス 2012 』を楽しんできました。                                             s-ボリショイ・サーカス パンフレット.jpg                                    

  きっかけは主催者である東京新聞が配布した招待券です。                                 自由席の招待券ですが購入すれば3500円します。開場1時間前から並んで自由席券と交換して入場、久々のサーカス公演にワクワクしてしまいました。                                s-ボリショイ・サーカス東京2012.jpgs-ボリショイ・サーカス 入場券.jpg                      

s-ボリショイ・サーカス 看板.jpg                                                        〈後方、右が有明コロシアム〉                      

  夏休みとあって子供連れの家族がほとんどです。タイトルにあるように途中、動物たちの演技があります。イヌに始まって、ネコ(なんと猫が演技をするのです!!)、クマに、ヒョウと続き、最後はゾウで締めます。子供たちが大喜びをする訳です。従順にそしてひたすらに演技する動物たちに拍手喝采がおくられます。もちろん空中ブランコやアクロバットの芸もたっぷり楽しめます。              ステージ後方上に作られた特設ステージでは楽団5名による生演奏が演技を引き立てます。これこそがまさにオーソドックスと言えるサーカス公演です。1960年代からこのボリショイ・サーカスを見ておりますが、最近は『シルク・ドゥ・ソレイユ』に代表される斬新でモダンなサーカス公演が主流となっております。それはそれで面白くて感激をしてしまうのですが、たまには昔ながらのサーカスも良いものです。懐かしささえ感じてしまいました。小さな子供たちと共に楽しんだサーカス、夏休みを肌で味わってしまいました…

s-ボリショイ・サーカス 終演後01.jpg                                                〈終演後の会場ゲート、まさに夏休みです〉

 


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去りゆく昭和には、素晴らしい想い出が… [演劇・舞台]

  年号が平成になって早いもので、来年で四半世紀になろうとしています。                           この夏タレントさんの訃報が相次ぎ、昭和がますます遠くになっていくようです。                       6月15日にザ・ピーナッツのお姉さん・伊藤エミさんが70歳で死去、同じ28日に小野ヤスシさんが72歳で、翌日29日には地井武男さんが70歳で、7月9日には山田五十鈴さんが95歳で亡くなられました。特にザ・ピーナッツとベルさんこと山田五十鈴さんは昭和を代表する芸能人で、大好きです。ザ・ピーナッツを越える歌声のデュオはいまだに現れません。日本のみならず、世界で認められた実力があります。                                                          s-The_Peanuts03.jpg 

小学生の時に見た映画『モスラ』やTVの『シャボン玉ホリデー』は忘れられない思い出です。           s-The_Peanuts Mothra.jpgs-ザ・ピーナッツ:シャボン玉ホリデー01.jpgs-ザ・ピーナッツ:シャボン玉ホリデー02.jpg                     

現代のアイドルは、大人数でヴィジュアルで見せるだけでまともに歌えるひとがいないように感じられて、興味がありません。やはり歌手は歌がうまくなくてはなりません。s-The_Peanuts02.jpg                           素晴らしいハーモニーを聞かせてくれた『ザ・ピーナッツ』に今でも拍手をおくっております。

  もうひとり、山田五十鈴さんは私の年代では映画より舞台の思い出がたくさんあります。            芸術座の『あかさたな』や『たぬき』、東京宝塚劇場で観た『狐狸狐狸ばなし』など、ベルさんの芸達者な演技が目に焼きついております。                                         この記事を書きながら『狐狸狐狸ばなし』を思い出していたら、菊田一夫の要請で北条秀司が書いた戯曲で、出演が森繁久彌、中村勘三郎(先代)、三木のり平、それに山田五十鈴がメイン・キャストなので、これですべての方が故人となってしまいました。皆々様のご冥福をお祈りするとともに、舞台で素晴らしい芸を見せていただいたことに感謝をいたします。生身の人間が演じる舞台の魅力を存分に味わせてもらいました。                                               s-『あかさたな』芸術座.jpgs-『たぬき』01芸術座.jpgs-『たぬき』02芸術座.jpg                            

  私たち凡人は死んでしまうと親しかった人の心に『記憶』だけしか残りませんが、芸能人の方々はそれぞれの芸が『音』なり『映像』として残ります。ザ・ピーナッツの素晴らしいハーモニーは我が家でいつでも聞くことができます。ベルさんの演技はDVDなどで拝見できます。                      それらはすべて後世に残すべき日本の宝でしょう。                                    去りゆく昭和に悲しみを感じるのは私だけでしょうか? あらためてご冥福をお祈りいたします…

  

                   


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シアター・クリエ『飛び加藤 ~幻惑使いの不惑の忍者~』 [演劇・舞台]

  季節外れの台風4号が和歌山県を直撃した6月19日、私たち夫婦は日比谷シアター・クリエで『飛び加藤 ~幻惑使いの不惑の忍者~』の舞台を楽しみました。

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  忍者が活躍する時代劇ですが、人魚姫(リトル・マーメイド)のストーリーを中心に、旅芸人の娘の純愛と、過去を語らず身分を隠すしている忍者との人間模様が描かれます。困難に立ち向かう時に登場する“手妻”(てづま)<江戸時代に稲妻のような速さの手わざでそう呼ばれた現代の“手品”>がアクセントを添えております。大半が笑いに包まれて、まるでテンポの早い漫画を見ているようです。主要なキャストの中では、旅芸人・楓役の佐津川愛美さんの演技が光ります。元気いっぱいの少女を、新体操の経験を生かした身体能力と豊かな表情に、今後を期待してしまいます。        町人から武士、さらに黒子までその他大勢を、9人の役者さんが入れ替わりで演じております。チーム・ワークの良さが要求されるアンサンブルです。舞台の成功の要素にアンサンブルの上手さが挙げられます。彼ら9人は見事に演じ切り、カーテンコールでは惜しみない拍手を贈りました。

   やはり生の舞台は素晴らしい。人間、スポーツでもそうですが、一生懸命にやればやるほど光り輝きます。久々に生の舞台に接して、人間の素晴らしさを味わいました。ありがとうございました!!

  和歌山県に上陸した台風は、その後関東地方に北上。終演後の東京は暴風雨の真っ只中で、びしょ濡れになりながら帰宅した夜でした…

s-飛び加藤 01.jpg飛び加藤 02.jpg飛び加藤 03.jpg飛び加藤 04.jpg飛び加藤 07.jpg飛び加藤 08.jpg飛び加藤 09.jpg                          〈写真は東宝オフィシャル・サイトより〉

 


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浅草演芸ホール [演劇・舞台]

  『寄席』を楽しんできました。浅草演芸ホールで六月下席(6/21~6/30)の28日、昼の部です。

s-006.jpg                                                      <下町情緒あふれる・浅草演芸ホール>

s-浅草演芸ホール 6月下席演目.jpg                                                          <六月下席番組>

  寄席を楽しむのは久々です。都内には新宿、上野、池袋そして浅草に寄席の高座がありますが、今まで行った事がありませんでした。これまでは、日比谷の芸術座で開催されていた『東宝名人会』を楽しんできました。しかし今では劇場そのものもありません。                        TVでは、お笑い番組が全盛ですが寄席芸を味わうことは難しいです。お笑い芸人が1分そこそこの出番で笑いを取っては交代して、目まぐるしいばかりです。その場限りの笑いで、面白いことは面白いのですが後に残りません。久しぶりにじっくりと寄席の話芸に、マジック、コマの曲芸などを楽しませていただきました。                                               平日の真っ昼間、へべれけのお客様から飛ばされるヤジをもネタにして客席を沸かせる高座の落語家、TVでは絶対に味わえない生の、本物の笑いです。丁々発止のやり取りに客席は大喜び、笑点の大喜利を目の前にしているようで、当然のことながら客席の酔っ払いには座布団はありません…。         中でも印象深いのは、桂 米丸師匠です。85歳でもまだまだ現役。自身の高齢をマクラにして、携帯電話の歴史を語る新作落語でした。時代の流れを敏感に察知しながら、ネタにしてしまう落語家の才能と話術に、笑いながらも感心させられてしまいました。                             “笑う角には福が来る…”、実感させられたいち日でした。

s-001.jpg                                                     <え~、馬鹿馬鹿しいお笑いを一席…>

 


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