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『驚きの明治工藝』東京藝術大学大学美術館 [世界の美術館&博物館]

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東京上野の東京藝大美術館で開催された『驚きの明治工藝』展を観てきました。(10月18日)

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幕末から明治時代に制作された工芸品の展示会です。単なる工芸品ではなくて、日本の職人たちが“超絶技法”を駆使して作り上げたみごとな作品群です。当時、日本の国そのもののアピールと外貨獲得のためにすべてが輸出されて国内には残っておらず、今回は台湾の個人コレクター・宋 培安氏の所蔵品で初の里帰りとの事。展示された130点余すべてに目を見張り、その職人技には驚かされました。

メインは、蛇、龍、鳥、魚、エビ、昆虫などを金属で精密に再現した“自在置物”で、関節や胴回りなど自由自在に動かせることに感嘆してしまいました。ほかにも、初めて目にする“ビロード友禅”織や漆工、金工、彫刻などなど、現代の国宝級の職人をもっても再現できないと言われる工芸品でした。当時の職人さんは弟子を取らなかったためにその技が継承できずに、また政府からの援助もなくて次第に制作がすたれていき、今となっては途方もない大きな財産が失われた思いです。

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日本国内にも唯一、京都の『清水三年坂美術館』では“自在置物”を始めとした明治工藝品を収集展示しております。近年開館されたばかりで先日テレビ番組でその存在を知ったばかりです。館長が明治工藝の魅力に取りつかれて世界中のオークションなどで、いわゆる買い戻したコレクションの数々です。日本の職人技をあらためて勉強ができる美術館で、私たち夫婦も鳴門市の『大塚国際美術館』と並んで、一度訪問してみたい美術館です。京都三年坂、有名な七味屋さんの角を下ったところに位置するそうです。

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上野公園、美術館が集まるその広い公園には様々なアート作品が点在します。藝大美術館からの帰り道に見つけた“流れるままに”と題されたブロンズ像です。「そこのお爺さん、遊ばないでくださいっ!」どこからか声が聞こえてきそうです…

s-上野公園内『流れるままに』像.jpg


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