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都立深沢高校和太鼓部 in 『夏・東京の太鼓』 [コンサート]

  東京都が主催する“東京発・伝統WA感動 『夏・東京の太鼓』”を鑑賞してきました。                  (8月2日・上野 東京文化会館 大ホール)

s-夏・東京の太鼓.jpg                                                           <プログラム表紙>

  第一線で活躍するプロ集団から高校生の和太鼓クラブまで、東京に拠点を置く11組の和太鼓の競演です。おなじみ『大江戸助六太鼓』をはじめ、三宅島や八丈島からの郷土色薫る太鼓などすべてが聞き応え充分な演奏(パフォーマンス)でした。

  ズシーンと響く大太鼓の一打目で圧倒されました。東京文化会館大ホールの隅々まで響きわたり、床から振動を通じて座席が揺れているのが感じられるほどです。ただ力いっぱいに叩くのではなく、ピアニッシモからフォルテシモまで微妙な違いまでも打ち分けるのです。さらに、奏者(打者)が替わったり、打ち方を変えたり、と見事なパフォーマンスまで見せてくれます。                       プロとして活躍しているおとな達は当然うまいに決まっています。そんな中にも、障害者と健常者が一緒に演奏するグループや、高校生のクラブが二組、参加しておりました。音だけを聴いていればプロと遜色はありません。それだけみなさんうまいのです!

  37人もの大人数で演奏したのが、東京都立深沢高校の和太鼓部のみなさんでした。幕が上がると舞台一杯の人数にどよめきが起きたほどです。高校に和太鼓部なるものの存在を私は知らず、当然のことながら和太鼓の甲子園とも言える全国大会があることすら知りませんでした。この深沢高校和太鼓部は創立15年で、東京代表として全国大会に出場、さらに海外からの演奏依頼もあるほどの実力校だそうです。                                                    (私は高校を40年以上も前に卒業してしまっているので最新情報にうとくてごめんなさい。)

s-kokuritsu.jpg                      <都立深沢高校和太鼓部:写真は国立劇場での演奏 同校HPより>

  約8分近い演奏に接して、テクニックの素晴らしさは高校生とは思えず、さらに一糸乱れないパフォーマンスにはチーム・ワークの素晴らしさも見て取れます。さすが東京都代表部です。          幕が下がっても鳴り止まない拍手…、司会者は次のグループを紹介しますが、もし拍手に応えてカーテン・コールで再び登場したら、きっと観客全員スタンディング・オベーションで迎えたことでしょう。 それだけ彼らの演奏は心に響きました。文化会館大ホールが狭く、小さく感じたほどでしたから…。まさに、“ブラボー!”です。

  終演後、会場入り口の外で彼らが並んでお見送りをしてくれました。小柄なそこいらにいる普通の高校生で、ステージでは大きく舞台栄えした姿が嘘のようです。                            “ありがとうございました!”、彼らは口々にお礼を言い、観客は素晴らしかったこと、感動をもらったことなど直接伝えております。                                           私は逆にありがとう、とお礼を言いたかったです。爽やかで明るい素顔の高校生に接して、なにか安心をして、少し涙ぐんでしまいました。私の中で、“この子たちには任せられる。震災後の復興も、  そのあとの日本の発展も、彼らには出来る、この子たちがこれからの日本の中心になるんだ…。”   そう思うと私から彼らに頭を下げたくなりました。“よろしくお願いします!…”                        そんな気持ちが少しばかりの涙になってしまいました。

  日本の伝統を引き継ぎ、次世代へ受け渡す、こんな難しいことを考えなくても、世代を超え、人種や国を越えて、感動は広がります。完売となった当夜の客席には子供連れの家族も、私たち年配者も、それに大勢いらした外国からのお客様も、みんなみんな心に感動を持ったことでしょう。                 人間って、本当に素晴らしい!…

 


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