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春、桜の開花を待つ『函館』 [国内旅行]

桜の開花が待ち遠しい『函館』を旅してきました。(4月16日~18日) 北海道新幹線が開業してちょうど一年で、JR函館駅はその一周年のお祝いだらけでした。以前に来た函館駅はまだ木造の建物でその変貌にビックリさせられました。今回JRは使っておりません、ごめんなさい。駅だけを見学させていただきました。

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s-北海道新幹線と日ハムファイターズ大谷選手.jpg

まずは定番の朝市へ出向きました。全国的に有名な“活きいか釣り”を楽しめるお店がかなり増えておりました。

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“活きイカ釣り”よりも興味が注がれたのは、ゲームセンターのコーナーです。“大漁釣り”と名付けられたそのゲームでは、大型のタラバガニやマグロが釣れるのです! もちろん生ではありませんが…

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ニセモノよりも本物が食したいので挑戦はしませんでした。やはり北海道は食の宝庫です!!

s-北の大地は食の宝庫.jpg

晴天に恵まれた函館山からの景観を楽しみました。夜景も魅力がありますが、天気に恵まれた絶景も見事です。

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滞在中は晴天に恵まれましたが、帰京日は前夜から最悪の暴風雨になりました。欠航が相次ぐJAL便を尻目に、予約したANA便は天候回復待ちで遅れたものの、無事に羽田まで飛んでくれました。感謝です…!

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北海道の大地の恵みと自然を体感できた旅でした。また行ける日が楽しみです…!

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各地のおいしいブランド米 [食べ歩き]

お米の消費が減り続けているそうですが、最近は毎年のようにおいしいお米が発表、販売されております。いわゆる特Aクラスと呼ばれている特急米です。各地の研究所が時間をかけて開発をしたおいしいお米です。最近の主なブランド米が新聞に掲載されました。

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時計回りにパッケージを紹介します。まずは2009年に販売が開始された北海道の“ゆめぴりか”です。

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続いて2016年、今年発売されたばかりの岩手県の“銀河のしずく”

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山形県の“つや姫”は2010年に発売開始

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佐賀県の“さがびより”は2009年から販売されて

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新潟県の“新之助”は2017年今年の秋から販売予定です。日本を代表するお米“コシヒカリ”を生み出した新潟県で、その“コシヒカリ”を上回るおいしさを作り出したそうです。当然ながら我が家の食卓にはまだ上がっておりません。発売開始が今から楽しみです!

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最後の写真は青森県初の特A米“青天の霹靂”、そのネーミングにも驚かされましたが予想をはるかに上回るおいしさにもビックリです!

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夫婦ふたりの我が家では、5kgを買えば約2ヶ月はもちます。年齢とともに食事の量は年々減ってきて、量よりも質となり、美味しいものを少しだけ食べたい欲求があります。日本各地の研究所で開発生産されるおいしいお米に大喜びしてしまいます。食べたい欲求は元気の印でしょうか…?


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ダークダックス・魅惑のハーモニー [コンサート]

1951年、私は産声を上げました。その年のクリスマス、慶応義塾大学のクリスマス・パーティーで男声コーラスが披露されました。後に世界中を魅惑する男声コーラス“ダークダックス”が誕生したのです。

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10年後、小学5年生になった私のクラスで流行っていたのがふたつあります。ひとつは赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』に登場するイヤミの驚きのポーズ“シェ~!”

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ふたつめは、植木等の“スーダラ節”を振り付けで歌うこと。「ア ホレ スイスイ スーダララッタ…」で前かがみになって右腕を大きく左右に振ります

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シャイで内気な私は、そんなクラスメートを横目で眺める日々でした。家に帰ると多種多様な音楽を聴くことが楽しみで“ダークダックス”は私のお気に入りのひとつでした。

先日、区の図書館で“ダークダックス”のCDを見つけて早速借りてきました。

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s-ダークダックス全曲集・CDケース裏 曲名のみ.jpg

久々に素晴らしいハーモニーを耳にして、懐かしさと妙な驚きを感じてしまいました。唱歌はともかくロシア民謡などは小学生が理解していたのでしょうか? なんとオマセで、根暗な渋っ~いガキだったのでしょうか? さらに当時はやっていた「歌声喫茶」が思い出されました、「カラオケ」が登場するのはまだまだ先のことです。最近また新宿あたりで復活して、盛況のようですが…

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写真向かって左から、トップ・テナーの高見澤 宏さんでニックネームは<パクさん>、隣はリード・テナーの佐々木 行さん<マンガさん>、バリトンの喜早 哲さん<ゲタさん>、右端がバスの遠山 一さん<ゾウさん>の面々です。常時立ち位置が決まっており、ひとりでも欠けるとコーラスになりません。残念なことに現在ご存命なのは、ゾウさんこと遠山 一さんだけで来月の誕生日で87歳になられるそうです。

私は今年で66歳となり、時間の流れを身をもって感じております。ただ、物心がつく頃から聴いていた歌声を今でも楽しめることに感謝です。生きていること、健康でいることにあらためて感謝です。素晴らしいハーモニーが今でも身近にあるのですから…

ゾウさんのご長命を祈り、パクさん、マンガさん、ゲタさんのご冥福を祈るばかりです…。

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映画『モアナと伝説の海』 [お気に入りの映画]

ディズニーの最新アニメ『モアナと伝説の海』を観てきました。

『モアナと海の伝説』タイトル.jpg 

3月27日 TOHOシネマズ日本橋・スクリーン6

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s-『モアナと海の伝説』TOHOシネマズ日本橋・スクリーン6.01.jpg

s-『モアナと海の伝説』TOHOシネマズ日本橋・スクリーン6.02.jpg

期待以上の出来栄えでした。ディズニー・アニメに新しいヒロインの登場ですが、ロマンスは一切ありません。ポカホンタスのような自分の意思をしっかりと持ちながらも、現代のJKを感じさせる言動をする女の子ですので、女子中高生などは簡単に感情移入ができることと思われます。

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私たち夫婦が特に気に入ったのは、“海”の描き方です。毎年のように訪れているハワイの海そのものが見て取れます。感情を持つ海や波も面白いのですが、静まり返った海面や波打ち際、鮮やかなグラデーションなど正に実際に海そのものを見ているようです。CG技術の出来栄えにただ驚くばかりです。ついでですが、髪の毛の描き方も、お見事ッ!の一言です。

劇中ではモトゥヌイと言う地名の島が舞台ですが、私たちにはどうしてもハワイ諸島を感じてしまいます。ビショップ博物館で勉強したハワイの歴史そのものがスクリーンで表されているのです。特に、新天地を求めて移住する大海原の旅…、その船から海洋術まで描かれており感動すらしてしまいます。

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『アナ雪』や『ズートピア』、『ベイマックス』などなどこれからもディズニー・アニメに目が離せません。次はどんな世界に連れて行ってくれるのか楽しみです。さらにあらためてハワイに行きたくなってしまいました…。海中のホヌ(海がめ)にもまた会いたい!…

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『日本画の教科書 東京編』山種美術館 [世界の美術館&博物館]

『日本画の教科書 東京編』山種美術館付近の桜.jpg

東京では、3月21日に全国に先駆けて桜の開花が宣言されました。その前日でもすでに早咲きの桜がほぼ満開になっていました。

春の温かさを感じさせる3月20日、広尾の山種美術館で『日本画の教科書 東京編』を鑑賞してきました。写真の桜は美術館のすぐそばで撮影したものです。

この『日本画の教科書』展は、山種美術館開館50周年記念の特別展で美術館収蔵のコレクションを存分に楽しめます。昨年10月から今年2月まで前期として“京都編”を、今回は後期としての“東京編”の開催となっております。

『日本画の教科書 東京編』山種美術館・チケット.jpg

『日本画の教科書 東京編』山種美術館チラシ表.jpg

1月に京都編を見せて頂き、名品の多さに驚かされてしまいました。副題は「栖鳳、松園から竹喬、平八郎へ」で、今回は「大観、春草から土牛、魁夷へ」です。いつものことながら山種美術館のコレクションの素晴らしさにはただ、ただ驚くばかりです。

『日本画の教科書 東京編』山種美術館チラシ裏.jpg

今回、作品の鮮やかな色彩に目を見張らされました。洋画においては補修や修復作業が常識化されておりますが、日本画においてもかなり難しい補修や修復がされているものと思われます。ただ保存するだけでも大変なのに、後世に残すための作業を続けていることに頭が下がります。美術館大好き人間にとっては、感謝の念しかありません。これからも素晴らしい作品が鑑賞できることを願っております…

『日本画の教科書 東京編』山種美術館前.jpg


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横浜マリンタワーと中華街・食べ放題 [国内旅行]

久々に横浜に出かけてきました。(3月6日) あいにくの雨模様でしたがまずは“マリンタワー”へ。

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地上約90mの展望台へはエレベーターで60秒。晴れていれば絶景が楽しめますが、そこは気分だけで我慢です。

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お昼を中華街で味わいます。みなとみらい線の中華街駅で降りると食べ放題のお店のパンフレットとクーポン券が大量に配布されております。中華街に行くたびに食べ放題のお店が増えたように感じられます。さらに、どこに入って良いやら…、いつも迷ってしまいます。もらってきたパンフレットの一部を紹介します。

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時間は無制限で料金はひとり1580円から2980円で、その差は品数によります。多くのお店が1980円となっており、クーポン券の利用でソフトドリンクが無料になったりします。一例として142品食べ放題のメニューです。

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これらの写真だけでゲップが出てきそうです。この店はアルコール類の飲み放題も付いて2980円です。いくら時間が無制限と言ってもそうそう食べられるものではありません。私たち夫婦は、厳選88品で1680円+ソフトドリンク・バー380円の店をチョイス。実際に注文したのは20品だけでしたが、それでも満腹、もう許してくれ…!状態です。若い人ならばガッツリ行くことでしょうね。腹八分目で上等です。(年寄りの負け惜しみですかねェ~)

天気は悪くても久々に“横浜”を満喫しました。次回は晴天を願っております…


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映画『しゃぼん玉』 [お気に入りの映画]

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映画『しゃぼん玉』を観てきました。(3月10日・シネスイッチ銀座1)

監督はTVドラマ「相棒」シリーズでお馴染みの東 伸児さんで、劇場映画の初監督作品です。この日はちょうど劇場にいらしており、ご挨拶をしてサインを頂いてしまいました。パンフレットの裏表紙とチケットです。

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監督は温和そうな優しいお顔で、私たち夫婦にもにこやかに接してくださいました。上映前でしたので作品への期待が高まりました。

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心に傷を持つ青年が事件を起こして逃亡中、偶然に出会った老婆と一緒に暮らす内に少しずつ人間性を取り戻す物語です。青年に林 遣都、老婆に市原悦子の配役で、ふたりの演技に泣かされてしまいます。

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さらに劇中に出てくる郷土料理は実に美味そうです。撮影用に特別に作ったんですね。食べたぁ~い!

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エンドロールに同じ苗字がかなり見られました。村人のエキストラとして家族皆さんで協力出演なさったのでしょうね。自分の名前が大きなスクリーンに映し出されてさぞかし大喜びをしたことでしょう。映画として後世に残るのですから…。

心の引き出しに残る作品です。永く上映してたくさんの方々に見てほしいです!

10歳の時から映画館に通っている私ですが、社会人になって映画を見る本数が一時期、年に10本程度に落ちたことがあります。月に1本も見ていない勘定です。今から思うとよく我慢できたと思います。お陰様でこの年になり時間に余裕ができたのでしょうか、今年はまだ二か月半しか経っておりませんがすでに6作品を観ております。まだまだ、今年これからどんな作品と出会えるか楽しみでなりません…


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映画『ラ・ラ・ランド』 [お気に入りの映画]

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映画『ラ・ラ・ランド』を観てきました。(3月1日TOHOシネマズ日本橋・スクリーン7)

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正直全く期待をしないで見にいきましたが、見事に裏切られました。久々に“映画ミュージカル”を堪能しました。ステージ・ミュージカルの映画化版は普通にありますが、これは映画のために作られたミュージカルです。子供の時に見た、フレッド・アステアやジーン・ケリーなどが出演した黄金時代のMGM映画を彷彿させる作品で、懐かしさのあまりに何度も涙ぐんでしまいました。

オープニングから圧倒されてしまいます。高速道路で渋滞する車列で踊りだすんです。しかも撮影は長回しで、おそらく腰に固定したハンディ・カム・カメラを使用していると思われます。オープニングのダンス・シーンとしては『ウエスト・サイド・ストーリー』が印象にありますが、ショート・カットの編集でした。今回は長回しのカメラですので編集でごまかしができません、さらにダンスもミスできません。振り付けからカメラ・ワークまで入念なリハーサルが繰り返されたことでしょう。しかも高速道路上で…! 7~8分のシーンに1、2ヶ月、あるいはそれ以上を要したのではないでしょうか。映画史に残ると言って良いでしょう。

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演出と振り付けが見事に融合しております。振り付けはクラシック・バレエをベースにタップ・ダンスを加えたオーソドックスなダンスです。自然な動きから入ったり、落ちている帽子を拾う仕草など、昔のMGMミュージカルそのものなのです…!

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“ハリウッド・ミュージカル”なので、ボーイ・ミーツ・ガールのハピー・エンディングだと思っていましたが、ラストはアメリカ版の“シェルブールの雨傘”です。ガソリンスタンドで偶然に再会を果たした二人は別々の家庭を築き幸せになっているのに、なぜか寂しさが残る“シェルブールの雨傘”でした。この“ラ・ラ・ランド”も同様です、二人の夢が叶っているのに…。またまた涙してしまいました…

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坂本 九『悲しき60歳』 [家族と友人]

昨年“ゆず”が歌う『見上げてごらん夜の星を~ぼくらのうた~』を聞いて、原曲が無性に聴きたくなって坂本 九のベストアルバムを図書館から借りてきました。

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89年に発売された古いものですが、九ちゃんお馴染みの曲が全22曲収録されております。

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昭和の匂いがプンプンと漂う名曲ばかりです。私が小学生から中学生の時代に大ヒットした歌の数々です。あらためて聴くと、九ちゃんの歌声がなんと耳障り良く、なんと心地良いものなのか、感心と懐かしさで感極まってしまいました。

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青島幸男、永 六輔、中村八大、ダニー飯田とパラダイスキング、名前だけ見ても“胸キュン”です!九ちゃんが御巣鷹山で事故に遭ったのが85年8月12日ですから、今年の夏で丸32年が経つこととなります。43歳の若さで、今更ですが惜しまれて悔しい思いです。

アルバム1曲目の“悲しき60歳”はトルコの純情可憐な青年ムスターファのお話で、見染めた彼女が奴隷の身で、身受けをするために汗水たらして働きトルコ一の金持ちになって、急いで彼女のもとをたずねたらすでに“悲しき60歳”で、自分も爺さんになっていた…、との可笑しくも悲しい物語です。実はきょう妻の誕生日で、3度目の成人式を迎えて60歳となりました。“悲しき60歳”ではなくて、“嬉しき60歳”であり、これからの余生を“楽しむ60歳”なのです。今晩は焼肉食べ放題でお祝いをしようと思っております。九ちゃんの笑顔と歌声から元気をもらって夫婦ふたりで健康な生活を心がけます…

ありがとう、九ちゃん!!!

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わが青春のテノール『ニコライ・ゲッダ』 [オペラとミュージカル]

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新聞の片隅に小さな訃報が載りました。(2月12日 朝日新聞)

たった8行の小さな小さな記事ですが、私にとっては重大事件です。ニコライ・ゲッダ(Nicolai Gedda)は私の青春時代を鮮やかに彩ってくれたテノールです。

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生まれて初めて買ったオペラのレコードはプッチーニの『ラ・ボエーム』で、15歳高校一年生の時でした。ミルレラ・フレーニのミミにロドルフォがニコライ・ゲッダです。

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アナログLPレコード2枚組で豪華なBOXに入って、50年前で4000円しました。この演奏は大好きで今ではCDに入れて聴いております。

解説書に録音風景とゲッダの写真がありますので紹介します。

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当時私は同い年のウィーンの女の子と文通をしており、16歳の誕生日にモーツアルトの『魔笛』のレコードをプレゼントされました。

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指揮はオットー・クレンペラーで、ゲッダがタミーノを歌っております。

昔は軽量の封書でも、ウィーンまで航空便で1週間くらいかかりました。このレコードは南回りの船便で一か月を超える長旅をしてきました。荷物室など冷房が効いているわけではありませんので、我が家に到着した時レコードはクナクナに反り返っており、聴ける状態ではありませんでした。大量の新聞紙で挟み、大きな本で重しをして一か月、ようやくレコード針が飛ばないくらい平たくなりました。半世紀が経っても忘れられない思い出です。当然ですが今はCDに入れてあります。

ニコライ・ゲッダは素直で優しい歌声です。ルチアーノ・パヴァロッティやジュゼッペ・ディ・ステファーノなど強烈なインパクトがあるわけではありません。それが故にいろいろな役柄を歌いこなせるのだと思います。人並み外れた声域も見事で、安心して聴いていられます。

我が家のオペラ・ライブラリーも徐々に増えてゲッダのアルバムとしては、

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『椿姫』のアルフレードに『カルメン』のドン・ホセ、

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マリア・カラスとの共演は『蝶々夫人』のピンカートンもあります。指揮はカラヤンです。

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録音はすべて50年代から60年代で、私が生まれて間もなくから小学生の時代です。オペラの入門編と言えるべき名作ばかりですが、今でも聴いているお気に入りです。クレンペラーやカラヤン、カラスにパヴァロッティ、ディ・ステファーノ、みなさんすでに次の世界へと引っ越しをされており、ゲッダも逝ってしまいました。寂しい限りですが“録音”が残っております。我が家のオペラ・ハウス(?)でこれからも楽しむつもりです。

ひとつ大変なことに気が付きました、現在我が家にいるマリオ・カヴァラドッシとカラフ王子がゲッダではありません。無性にゲッダの『トスカ』と『トゥーランドット』が聴きたくなりました。早速買いに行きましょう…!

子供の時にオペラの楽しさを教えてくれて、その後の人生を豊かにしてくれたニコライ・ゲッダに感謝しております。ご冥福を祈るばかりです…

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映画『レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮』 [お気に入りの映画]

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映画『レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮』を観てきました。(2月1日・シネスイッチ銀座1)

テレビ東京系列で放映中の“美の巨人たち”の映画版ともいえる作品です。昨年はイタリア・ウフィツイ美術館のコレクションを3D映像で再現させてくれましたが、今回は謎に包まれたレオナルド・ダ・ヴィンチ本人を探求する内容となっております。現存する数少ないダ・ヴィンチ作品がたっぷりと味わえます。まず、ポスターやチラシに使われているのは“ラ・ベル・フェロニエール(金の髪飾りの婦人)”(ルーブル美術館)です。

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私たち夫婦は80年代に美術展の面白さにはまり、90年代になると海外の美術館にも眼が向くようになり、ウィーン美術史美術館やニューヨーク・メトロポリタン美術館をはじめ、ロンドン・ナショナル・ギャラリーにパリ・ルーヴル美術館やオルセー美術館などなど、一流どころを中心に訪問しております。夫婦ふたりっきりの個人旅行ですので時間は存分にありますが、とても一館を一日で廻りきれるものではありません。特にルーヴルは翌日再び訪れ、丸二日間を費やしましたがまだまだ見落とした展示品がかなりあります。だだっ広い館内を歩き回る疲れも相当な負担になります。(加齢のせいもありますが…)

それ故に映画に登場する作品の多くは、実際に鑑賞しており親しみと懐かしさが感じられました。それらの絵画を紹介します。まずは、ロンドン・ナショナル・ギャラリーの“聖アンナと聖母子、洗礼者ヨハネ”です。

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これからはすべてルーヴル美術館の所蔵作品です。最初に“岩窟の聖母”です。

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この作品はミラノの教会の依頼で制作されましたが展示を拒否されて、弟子たちがあらためて同じ構図で書き直しをして、現在そちらはロンドン・ナショナル・ギャラリーに所蔵されています。ロンドンとパリで別々に私たちは両方を鑑賞しましたが、出来れば並べて見比べると面白いでしょうね。

続いて“受胎告知”です。

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イケメンの弟子・カプロッテイをモデルにしたと言われる“洗礼者ヨハネ”です。

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弟子のカプロッテイは盗み癖がありレオナルドは“サライ(小悪魔)”と呼んでいたそうでが、何故か信頼は厚くてレオナルドが死ぬまで付き添っており、その理由は謎になっています。私はこの映画を通じて初めて“サライ”の存在を知りました。

次は“イザベッラ・デステの肖像”です。

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最後は当然ですが、“モナ・リザ(ラ・ジョコンダ)”です。

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この“モナ・リザ”は朝一番で入館すればゆっくりと鑑賞できます。お昼以降はうんざりするほどの人盛りで、その上皆さん写真を撮るのに必死ですのでまともに鑑賞はできません。今でもそうなのでしょうか?(そのために私たちは二日目の朝に再訪問した次第です)防弾ガラスの箱に収められて遠くから眺めるだけです。写真撮影はガラスの反射光が入り決してきれいには撮れません。大勢の人だかりやその雰囲気を撮影したほうがおもしろいと思います。

いろいろなことを思い出しながら映画を鑑賞しました。美術館って面白いですね。本物の持つ力は言葉でも文章でも表せません。まず自分で接してみることです。夢としては、まだイタリアに行ったことがないのでぜひ行ってみたい思いです。時間的余裕はたくさんありますが、金銭的余裕がなかなかで…、加えて加齢による体力も考慮しなくては…。まずは日々の健康生活から、ですかねぇ…。


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お誕生日と『スター・ウオーズ』 [お気に入りの映画]

先週2月1日にめでたく(?)誕生日を迎えて66歳になりました。自分へのお祝いとして映画『スター・ウオーズ』のBlu-rayを購入しました。エピソードⅣ、Ⅴ、Ⅵの3枚セットです。

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実は昨年暮れに『ローグ・ワン STAR WARS STORY』を観て、そのすぐ続きとなるエピソード4をどうしても見たくなったのです。我が家にあるのは古いVHSビデオ版で、エピソード4もタイトルはまだ『STAR WARS』となっております。

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1977年に全米公開された記念すべき一作目は、最近“A NEW HOPE 新たなる希望”とのサブ・タイトルが付けられました。早速、我が家がBlu-rayシアターとなりじっくり鑑賞すると、あらためてその映像や音響などに驚かされてしまいました。面白いのは当然のことですが、その後に続く伏線がそこら中に張り巡らされており、ジョン・ウイルアムスの音楽もその後のテーマ曲となるイントロが随所に聞き取れるほどです。すべてが最初から構築されていたのです!! ビックリです、“新たなる希望”どころか“新たなる発見”です。

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レイア姫役のキャリー・フィッシャーさんが心臓発作で昨年末に急死されたことには驚かされましたが、母親のデビー・レイノルズさんも娘と一緒に居たいとのことで後を追って旅立ってしまいました。何が何だか解らないほどのショックを受けました。

デビー・レイノルズさんは私より19歳年上のお姉さんです。私が小さいころから銀幕のスターであり、歌手でした。“タミー”の歌声を聴いて育ったのは私だけではないでしょう。私にとって一番の思い出は『雨に唄えば』や『不沈のモリー・ブラウン』より、小学生で見たシネラマ初の劇映画『西部開拓史』です。

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末娘のリリス役で、歌も披露しておりました。

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イギリス民謡“グリーン・スリーヴス”を元にしたテーマソングも歌っております。

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当時の写真を見ても、娘のキャリー・フィッシャーさんにそっくりです。『西部開拓史』のリリスも『スター・ウオーズ』のレイア姫も勝ち気で男勝りの役柄で、今更ですが不思議な母娘の縁を感じてしまいます。

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おふたりのご冥福をただただお祈りするばかりです。

66歳の誕生日、40年以上も昔のことを思い出させてくれた貴重な一日でした…


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映画『沈黙ーサイレンスー』 [お気に入りの映画]

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マーティン・スコセッシ監督のアメリカ映画『沈黙ーサイレンスー』を観てきました。(1月23日 TOHOシネマズ日本橋・スクリーン7)

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s-『沈黙ーサイレンスー』TOHOシネマズ日本橋・スクリーン7客席.jpg

アメリカ映画ですが、見事なほど良く出来た時代劇です。1971年に篠田正浩監督で一度映画化されて、私はちょうど二十歳で日比谷のスカラ座で観た記憶が鮮明に残っております。当時のパンフレットの表紙です。

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遠藤周作の原作本を読んでから篠田版の映画を見たか、またはその逆か今となっては記憶が曖昧ですが、どちらにせよ二十歳の若造に強烈なショックを与えてくれたことに間違いはありません。私はクリスチャンではありませんが、子供の時からキリスト教に興味を持ち、今でも音楽や絵画、書物などなど生活に密着した暮らしをしております。

今回のスコセッシ版は篠田版と比べるとわかりやすく理解しやすくなっているような気がします。残酷な拷問場面など原作を忠実に描きながら、ラスト・シーンにスコセッシ監督の解釈が新たに加えられております。原作本にはないそのシーンがあることで、何か少しほっとしたような、未来に希望が見えてきたような爽やかさが残ります。笑顔で泣きたいような、拍手を送りたいような、そんな気分にさせてもらいました。

特筆すべきは日本人の俳優さんたちです。隠れキリシタンである土着の貧しい農民たちがこの映画の主人公であり、その丁寧な描かれ方に対して見事なほど申し分ない演技で答えています。

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名前とセリフがある役を演じる俳優さんはチラシやポスターなどに名が記されておりますが、本編をよく見るとその他大勢で名前もセリフもない役に、かなり有名な方々が出演していることがわかります。私も後で知ってビックリしてしまいました。EXILE AKIRAや片桐はいり、中村嘉葎雄なども出演していたのです。

その他大勢役を含めたキャスト名を載せておきます。 

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普段私たち夫婦はディズニー物やスター・ウオーズなど、ファミリーで楽しめる娯楽作品を中心に映画館に通っています。今回は10年近く前にスコセッシ監督で映画化されるニュースを得て、その出来上がりに首を長くして待っていました。途中なんの情報もなくなり、てっきり制作中止になったのかと案じておりましたが、昨秋に完成の報道があり、日本公開ほぼ同時に見に行った次第です。暮れには夫婦揃って原作本を読み直しました。普段見慣れたファミリー物とは大違いで、嗚咽を繰り返すほどの感動作品です。原作の素晴らしさに加えて、脚本、演出、出演者、美術や時代考証に至るまで見事と言うほかありません。CGやVFXが全盛の現代に実写の持つ力を見せつけてくれます。この時代、世界中のおとなに見てもらいたい映画です…

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映画『海賊と呼ばれた男』 [お気に入りの映画]

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映画『海賊と呼ばれた男』を観てきました。(1月13日TOHOシネマズ日本橋・スクリーン1)

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明治生まれで裸一貫で石油ビジネスを築き、“海賊”とニックネームされた男の物語です。原作は百田尚樹の同名の小説で、モデルとなったのは出光興産の創始者・出光佐三です。小説となり映画化されるほどのその波乱に満ちた生き方には、現代では失われてしまった明治男の無骨ながらも律儀な男気に一種の感動さえ感じられます。主人公を演じる岡田准一の骨太の演技に加えて、監督でもある山崎 貴率いるVFXのメンバーの力量に感服してしまいます。

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今の日本では消えてしまいながらも、つい先日のように思い出せる風景がVFXで見事に再現されています。10年以上前に制作された『ALWAYS 三丁目の夕日』と比べればその出来栄えには雲泥の差があります。ハリウッドに負けない日本独自の技術的な進歩と、制作に関わる予算と時間が十分に取れているのでしょう。特に記憶に残るのが映画オープニングの東京大空襲のシーンです。夜空に飛ぶ無数のB29戦闘機、一機の腹から撃ちだされる爆弾が大写しになり、爆弾は空中で炸裂して多数の焼夷弾を撃ちだして、木造の家屋を容赦なく焼き尽くす…。そのクラスター焼夷弾の動作がVFXで再現されて目の前のスクリーンに映し出されます。焼夷弾の仕組みと威力は以前NHKのドキュメンタリー番組で知りましたが、空中での動作そのものは初めて見ました。新しい知識を得た喜びよりもショックの度合いが大きいです。なんでこんな兵器を製造したのか…、なんで戦争をしなければならないのか…!!!

小説や映画では一切触れておりませんが、モデルとなった出光佐三にはもう一つの顔があります。少年時代に父親にせがんで買ってもらった禅僧・仙厓の一枚の書画がきっかけで仙厓の大コレクターとなり、その後洋画や陶磁器にも興味を持ち、生涯をかけた美術品のコレクションには世界も認めるほどです。現在では本社のある東京・帝国劇場ビル内と故郷福岡・門司の『出光美術館』二館で鑑賞できます。東京は、私のお気に入りの美術館のひとつとなっております。門司には当時の執務室も再現されているそうで、一度は訪れてみたいものです。

映画の中で、“海賊”の住居や会社の執務室などの壁面に、一幅の仙厓の書画が掛かっていれば人物像がさらに深まったと思われますが、私の高望みでしょう。なにはともあれ、戦前戦後を通じて日本の屋台骨を支えた無骨ながらも男気溢れる人物が大暴れをするエンターテイメント大作なのですから…


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『日本画の教科書 京都編』山種美術館 [世界の美術館&博物館]

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山種美術館開館50周年記念特別展『日本画の教科書 京都編』を鑑賞してきました。(1月9日)

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入館するとチケットにデザインされている竹内栖鳳の『斑猫』(1924年 重要文化財)が出迎えてくれます。

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目線が合ってギョッとするやら嬉しいやら…。会場には教科書でお馴染みの名作が勢ぞろいをしており、お正月の華やかさと本物の持つ迫力に圧倒されてしまいます。

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中でも、上村松園の『牡丹雪』(1944年)の艶っぽさにはゾクゾクしてしまうほどです。

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約60作品が展示されており、すべてが山種美術館の所蔵品ですのでコレクションの多さには驚かされてしまいます。ここですべての作品を紹介することは出来ませんが、さらに2月16日から二か月間に渡り、続編とも言うべき『日本画の教科書 東京編』が開催されます。大観、春草から土牛、魁夷と繋がれていきます。これもまた楽しみです。

年明けの初美術展を国宝級の日本画で幕を明けましたが、考えると昨年もこの山種美術館で『ゆかいな若冲・めでたい大観ーHAPPYな日本美術ー』で新年を迎えたことを思い出します。お正月と山種美術館、切っても切れない関係になりそうです。さて来年は…、今からでは鬼が笑うので止めましょう。まずは健康ですよね…

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山種コレクションに敬意を表して乾杯!!


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『ニューイヤー・コンサート 2017』サントリー・ホール [コンサート]

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サントリー・ホール恒例のニューイヤー・コンサートを楽しんできました。(1月3日昼) 今年で25回目を迎えたそうで、我が家としては連続20回目となります。結婚をして元旦は私の実家へ、二日目は嫁さんの実家へそれぞれ新年の挨拶に出向いて、ようやく夫婦二人の時間が三日に持てて、大好きなコンサートに行くことがきっかけです。

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もうすでに両方の両親ともに別の世界へ引っ越をしてしまい実家への挨拶はなくなりましたが、ニューイヤー・コンサートだけは続いております。我が家のお正月最大のイベントなのです。

当初、司会として阿川佐和子さんが振り袖姿で登場して、終演時にはスポンサーであるキューピー社の製品が当たる抽選会などもありました。それらはなくなりましたが、華麗なバレエが披露されたり、開演前に小コンサートが催されたり、お正月の華やかさは変わりありません。

ロビーではLIVE収録されたCDやDVD、Blu-rayなどが販売されて、毎年前年の収録盤を購入するのが楽しみになっております。その場で楽団員のサインがいただけるのも嬉しいかぎりです。販売コーナーはこんな様子です。

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我が家ではかなり前から最前列中央の座席を確保して楽しんでおります。目の前には指揮者の背中しか見えませんが、ソリストのソプラノのお姉さんの香水が漂い、テノールのお兄さんが唾を飛ばしながら熱唱して、バレエのトゥー・シューズがステージを叩く僅かな音までもが聴こえます。完全なる錯覚ですが、まるで私たち夫婦のために皆さんが演じてくれているようです! 至福の時間なのです。

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昨年から開演に先立ちお琴で“さくら変奏曲”が演奏されます。目の前のステージに設置されたお琴と華やかな客席です。

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今年の指揮者はオーラ・ルードナー氏、もう5回目の登場ですっかりお馴染みです。観客に手拍子や歌うことを求めたり、自身楽しんで指揮をしていることがビンビン伝わってきます。今年ほどダイナミックで楽しさ溢れたニューイヤー・コンサートは初めてではないでしょうか。まさにお正月を感じました。アンコール恒例の“ラデツキー行進曲”では思いっきり手拍子をさせていただきました。来年が楽しみです…

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謹賀新年 [家族と友人]

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新年明けましておめでとうございます。2017年を迎えました。

今年も一年健康で明るく楽しい生活を送りたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。


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映画『ローグ・ワン STAR WARS STORY』3D・ドルビーアトモス版 [お気に入りの映画]

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映画『ローグ・ワン STAR WARS STORY』を観てきました。オープニングからスター・ウォーズ・ファンの心を鷲掴みにされます。オープニング・クロールの“A long time ago in a galaxy far,far away…”が真っ先に映し出されるのですから…

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この12月16日から全世界同時公開されて、20日にTOHOシネマズ日本橋・スクリーン8で3D&ドルビーアトモス版で鑑賞してきました。昨年2015年末に新シリーズとなる『エピソード7 フォースの覚醒』が公開されて、我が家では暮れの混雑を避けて年を開けたお正月5日にようやく見た次第です。おかげで同じ年の暮れにもう一本の新作と出会うことができました。一年間に新作を2本…、スター・ウォーズ史上初めてです。

公開に先立って日刊スポーツ新聞社から“スター・ウォーズ新聞特別号外”なるタブロイド紙が発刊されました。一部分を紹介します。

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見出しに大きくあります、これはエピソード3.9だ!…と。まさにその通りで、77年に公開された『エピソード4 新たなる希望』へとそのままストーリーが繋がっていきます。

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終盤ワン・カットながらもR2-D2やC-3PO、チューバッカなども顔を出しております。さらに嬉しいことに、命を懸けて手に入れたデス・スターの設計図をレイア姫に手渡すシーンがラストに用意されています。約40年前に演じたキャリー・フィッシャーが若きレイア姫として登場しております。もちろんCGで作成されていることは百も承知ですが、スター・ウオーズ・ファンとしては涙が出るほど嬉しい思いです。

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当然ながら、テーマパークのアトラクションにもなっている派手な空中戦も存分に展開されて、ジョン・ウイリアムスのオリジナル・テーマ曲もたっぷり披露されます。そして驚かされたのは、最後のエンディング・ロールです。スタッフ、キャストの名前が延々と続くあれです。途中で席を立たれる方もいらっしゃいますが、私は制作に関わったすべての人に敬意を表して最後まで見るタイプです。今回も時間にして6、7分ですので通常と変わりませんが、映し出される名前の数が半端ではありません。延べ数百人ではきかないでしょう。おそらくは一千人を超えているのではないでしょうか。皆さんのお仕事が結集してエンターテイメント大作に仕上がっているのです。余談ですが、邦画では『君の名は。』が最高でしょう。邦画としては珍しいほど大量の名前を見せてくれます。

スター・ウオーズとお付き合いを始めて約40年。シリーズの続きをもっともっと、そして早く見たいものです。今日これからはエピソード4のDVDを見ます。ローグ・ワンを見ると絶対にエピソード4が見たくなります!…

p.s. この記事を書いている時に、レイア姫役のキャリー・フィッシャーさんがロンドンからロスアンゼルスに向かう機内で心臓発作を起して心肺停止状態で緊急入院したニュースが入ってきました。一命は取りとめたものの予断は許さないそうです。無事を祈り、一日も早く元気な姿を再びスクリーンで見せてくれることを願っております。


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『十二月大歌舞伎・第二部』歌舞伎座 [演劇・舞台]

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久々に歌舞伎を観てきました。昨年夏の“納涼歌舞伎”以来ですから一年以上が経ちます。

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第二部を観劇。演目は“吹雪峠”と“菅原伝授手習鑑 寺子屋”の2本です。

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“吹雪峠”は宇野信夫作の現代新歌舞伎で男女3人がそれぞれの本性を語る会話劇ですが、市川中車、尾上松也、中村七之助、三人の演技に派手さはないもののひとつひとつのセリフにグイグイ引っ張られて、見事な緊張感に溢れた舞台でした。

休憩を挟んで、お馴染み“菅原伝授手習鑑 寺子屋”です。

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上演回数も多いこの名作は、菅原道真の若君を守るために夫婦二組が忠義を守りながらも苦渋の決断を下さなければならない苦悩が描かれています。松王丸役の中村勘九郎、その妻千代に中村七之助、式部源蔵役を尾上松也、その妻戸浪を中村梅枝、と豪華な顔ぶれで若手ながらも現代を代表する役者たちです。時代が変わり、世代が変わり、歌舞伎役者も代々を襲名して様変わりをしております。そのような中で先代に負けぬ芸を披露してくれることに、感心と驚きで拍手喝さいをしてしまいます。胸を熱くしたもう一つに、浄瑠璃語りがあります。元々義太夫語りで書かれた作品で、舞台では見事な浄瑠璃が語られます。そのダイナミックな迫力に完璧な演技と重なり、涙が止まりません。加齢のせいで涙もろくなってはおりますが、歌舞伎と浄瑠璃のマッチングがビンビンと胸に、心に響きます。涙して当然ですよね。感動に感謝です…


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『ゴッホとゴーギャン展』東京都美術館 [世界の美術館&博物館]

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すでに12月ですが東京・上野公園のイチョウの木は見事に色づいて、大量の落ち葉となっております。地面はまるでイチョウの葉の絨毯のようです。ここまでになると掃除が大変でしょうね。特に雨が降ってへばりつくと一大事です。お掃除の方をしり目に散らかしてしまいました。ごめんなさい。

目的は東京都美術館で開催中の『ゴッホとゴーギャン展』です。(12月06日)

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ゴッホとゴーギャンの作品を通してふたりの親交の深さが読み取れる展覧会です。

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ゴッホの『ひわまり』とゴーギャンのタヒチで描いた作品程度しか知識になかったものの、それぞれの自画像や揃って同じ題材を描いた作品などと、家族や親せきにあてた手紙などから、ふたりの芸術に対する情熱と葛藤が見て取れます。

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精神を病んで自殺してしまったゴッホに、人間本来の自然の姿を求めてタヒチに逃避したゴーギャン…。意見や思想の違いで解散してしまったビートルズが思い出されます。芸術に対するそれぞれの考えが異なっても、最終的には素晴らしい作品、人類の財産と言ってよいほどの作品群がそれぞれに残っております。絵画と音楽、分野は全く違いますが、現代にこうして接することができることに喜びを感じて感謝に堪えません。人生の楽しみとはこのような事なのでしょうか?…


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映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』3D版 [お気に入りの映画]

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映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』3D版を観てきました。(11月28日TOHOシネマズ日本橋・スクリーン8)

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ハリー・ポッター・シリーズと関連した魔法がいっぱいの娯楽作品です。ジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』から3D映像が大ブームとなりましたが、これまでは2Dの平面映像に奥行きを与えて、あたかもその場にいる感覚にさせるものでした。今回は原点に戻って、飛び出る3D映像が満喫できます。まるでテーマパークのアトラクションを楽しんでいる感覚で、魔法動物が目の前まで飛び出して暴れ回ります。思わず身をよけてしまうほどです。テーマパークのアトラクションを普段から親しんでいる若い人や子供たちはきっと大喜びをすることでしょう。

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ニューヨーク市を大混乱に陥れた魔法を退治、鎮めるストーリーですが、魔法使いではなくてマグル(人間)がひとり混じっての大騒動です。これまでのハリウッド映画では、怪獣や途方もない戦いでニューヨークの街がどれほどまでに破壊され、根源となった怪獣や悪人が退治されても街は破壊されたまま、でめでたしめでたしで終わっておりました。この作品も同様にニューヨークの街は破壊されつくします。ただし、魔法の力で街は復元再生されて明るい気持ちになります。さらに、マグル(人間)の記憶もすべて抹消されてしまいますが、今年大ヒットした映画『君の名は。』に通じるラストシーンが用意されており嬉しくなってしまいました。地球のあちらこちらで、記憶がなくなっても明日へ続く希望を描いてくれたのは偶然でしょうか。

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ぜひ続編を制作して欲しいです。後味の良い3D映画ですので…


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鮫肉の干物『さめのたれ』 [国内旅行]

伊勢神宮を参拝してきました。出かける前から気になっていた物があります。ガイドブックに載っていた“さめのたれ”です。これまで65年の人生でまだ口にしたことのない食品です。

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内宮・おかげ横丁のお店で早速購入しました。

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伊勢本来昔からの味は左側の白色の“塩干し”で、大正時代になってから茶色の“みりん干し”が登場したようです。塩干しには和歌山県勝浦産のオナガザメが使われております。

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塩干しは肉厚で100gあたり約400円です。

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みりん干しは鮫の種類が違ってヨシキリザメです。肉厚が薄くて100gあたり約380円で、塩干しより多少安めの価格です。生まれて初めて食べてまず感じたのが、塩干しは居酒屋メニューの“エイヒレ”に似ていることでした。食感は違いますが、軽く火であぶって酒の肴にはもってこいの食品です。

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そもそもが、古代から伊勢神宮では神様にお供え物としており、その後保存食として広く一般庶民にも食べられているそうです。奈良時代や平安時代の記録も残っているそうで、私みたいな初心者にはビックリしてしまいます。現代、我が家の食卓に鮫の肉がのることはありません。フカヒレはありますが…。

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今春65歳を迎えて定年退職となり、無事に勤め上げられた感謝の気持ちで伊勢神宮をお参りさせていただきました。思いもかけずに初めて口にする食品に出会えて、こちらにも感謝しなければなりません。まだまだ、これから先も新しいものとの出会いがあることでしょう。楽しみでなりません…


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東宝ミュージカル 2017 [オペラとミュージカル]

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写真はミュージカル『ミス・サイゴン』を上演中の帝国劇場前です。ミュージカルの舞台は中学生から、オペラの舞台は高校生になってから、それぞれ親しみいまだに楽しんでおります。劇団四季のミュージカルや海外からの訪日公演などはない時代で、東宝が上演する翻訳舞台だけがブロードウェイ・ミュージカルとの接点でした。

東宝が制作した日本初のブロードウェイ・ミュージカルは1963年の『マイ・フェア・レディ』で、キャストを替えていまだに上演される大ヒットミュージカルですが、残念ながら当時私は幼くてその舞台は観ておりません。その後、東宝は続々とブロードウェイ・ミュージカルを翻訳上演します。中学生になった私は、『サウンド・オブ・ミュージック』『王様と私』『心を繋ぐ6ペンス』『屋根の上のヴァイオリン弾き』や『ラ・マンチャの男』などなど日本初演の舞台を味わい、ミュージカルの醍醐味に浸る事となります。

多くはお堀端の帝国劇場での上演で、新しく建て替えられて今年で50年になります。戦前に建てられた旧帝劇は全く知りません。華々しく開場した今の帝劇で、杮落としの『東宝歌舞伎』や『風と共に去りぬ』の舞台も記憶に残っております。現在上演中のミュージカル『ミス・サイゴン』も50周年記念としての公演です。日本のミュージカル界に大きな功績を遺す“東宝”が、来年2017年に上演するミュージカルのラインナップが発表されました。一部を紹介します。

まずは4月の日生劇場は市村正親・主演で『紳士のための愛と殺人の手引き』です。

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5月から7月は帝劇で『レ・ミゼラブル』日本初演30周年記念公演です。

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続く7月から8月も帝劇でキャロル・キングの半生を描く『Beautiful』です。

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12月は日本初演50周年記念として『屋根の上のヴァイオリン弾き』が日生劇場で再演されます。

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このチラシを手にした時、真っ先に“50周年”の文字が目に飛び込みました。もう50年か…、しみじみと感じてしまいました。昭和42年(1967年)9月日本初演のステージに高校2年生で出会い、その感動がまざまざと思い出されました。

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“東宝設立35周年記念公演”と銘打った公演でした。チケットの半券やパンフレットが手元に残っております。その後も、森繁久彌のテヴィェを何回観たことか…

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来年50周年として再びこの名作に出会えることに心躍ります。あと1年後、来年のことを言うと鬼が笑うかも知れませんが楽しみです。それまでまずは健康第一かな?…


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『大仙厓展』出光美術館 [世界の美術館&博物館]

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18世紀の禅僧・仙厓義梵が遺した書画など130点余りの展覧会に行ってきました。(11月8日 皇居お堀端・出光美術館)

美術館創始者の出光佐三が蒐集した作品に加えて、福岡市美術館、九州大学文学部所有のコレクションが一挙に終結したのは30年ぶりとの事。

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普段は禅の教えなど無縁の生活をしていると思っていましたが、なんの、なんの、生活の中に密着しているではありませんか。笑いとユーモアでビシビシと伝わってきます。相田みつをの書にも通じるものがあり、久々に心の洗濯をしたようで、感謝したくなるほどです。もうひとつ嬉しいのは、お堀端の帝劇ビル9階にあるこの美術館には休憩のできるロビーが用意されていることです。

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ガラス張りの大窓からはお堀から皇居まで見事な景観が楽しめます。初めての方は皆さん声を上げるほどです。加えてセルフですがお茶のサービスもあります。

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この日は私たちを含めて年配者の来館者が多くみられましたが、若い方々にも嬉しいおもてなしです。

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仙厓の禅の教えと一服のお茶で、心豊かになったいち日でした…。


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映画『インフェルノ』 [お気に入りの映画]

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映画『インフェルノ』を観てきました。(10月31日 TOHOシネマズ日本橋・スクリーン7)

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「面白い、おもしろすぎる!」これ以上の言葉がありません。トム・ハンクス演じる、ハーヴァード大学宗教象徴学者のラングドン教授が謎解きに迫る最新作です。丸々2時間息もつかせぬ面白さと言うべきでしょう。

前作の『ダ・ヴィンチ・コード』や『天使と悪魔』と比べて宗教色が薄まってはいるものの、ラングドン教授の知識と薀蓄はさらに深まっているようです。さらにラングドン教授には記憶喪失と幻覚症状を併せ持ってのオープニングです。何が何だかわからないままに、誰を信じていいやら、誰が悪人なのか、最後までわかりません。その緻密な構成を練り上げた原作者のダン・ブラウンと映画のシナリオ担当のデヴィッド・コープに拍手を送ります。もちろん、スピーディなエンターテイメント大作に仕上げたロン・ハワード監督にも…。(皆さんの血液がA型に思えるのは私だけでしょうか。そのきめの細かな仕事ぶりからそう感じてしまいます。)

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スピーディな展開の中に、フィレンチェ、ヴェネツィア、イスタンブール、と観光旅行気分にさせてくれる映像も存分に楽しめます。美術館好きの私たち夫婦にとってイタリアは聖地で、あらためてイタリア訪問を強く感じさせてくれた時間でもあります。もう10年ほど前ですが、私たちがパリを訪れたきっかけになったのは『ダ・ヴィンチ・コード』の原作本です。その刺激に後押しをされて、私たちがルーヴル美術館を訪れていた時期に映画『ダ・ヴィンチ・コード』のロケが行われておりました。それから今では3作目となり、時間の経過の速さに驚かされてしまいます。原作者のダン・ブラウンによると、まだまだ10編程度の構想があるとの事。生きていて、私たちはすべてを楽しめるのでしょうか?

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映画好きで良かった!…。映画館は“インフェルノ(地獄)”ではなくて“天国”です!!


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『驚きの明治工藝』東京藝術大学大学美術館 [世界の美術館&博物館]

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東京上野の東京藝大美術館で開催された『驚きの明治工藝』展を観てきました。(10月18日)

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幕末から明治時代に制作された工芸品の展示会です。単なる工芸品ではなくて、日本の職人たちが“超絶技法”を駆使して作り上げたみごとな作品群です。当時、日本の国そのもののアピールと外貨獲得のためにすべてが輸出されて国内には残っておらず、今回は台湾の個人コレクター・宋 培安氏の所蔵品で初の里帰りとの事。展示された130点余すべてに目を見張り、その職人技には驚かされました。

メインは、蛇、龍、鳥、魚、エビ、昆虫などを金属で精密に再現した“自在置物”で、関節や胴回りなど自由自在に動かせることに感嘆してしまいました。ほかにも、初めて目にする“ビロード友禅”織や漆工、金工、彫刻などなど、現代の国宝級の職人をもっても再現できないと言われる工芸品でした。当時の職人さんは弟子を取らなかったためにその技が継承できずに、また政府からの援助もなくて次第に制作がすたれていき、今となっては途方もない大きな財産が失われた思いです。

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日本国内にも唯一、京都の『清水三年坂美術館』では“自在置物”を始めとした明治工藝品を収集展示しております。近年開館されたばかりで先日テレビ番組でその存在を知ったばかりです。館長が明治工藝の魅力に取りつかれて世界中のオークションなどで、いわゆる買い戻したコレクションの数々です。日本の職人技をあらためて勉強ができる美術館で、私たち夫婦も鳴門市の『大塚国際美術館』と並んで、一度訪問してみたい美術館です。京都三年坂、有名な七味屋さんの角を下ったところに位置するそうです。

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上野公園、美術館が集まるその広い公園には様々なアート作品が点在します。藝大美術館からの帰り道に見つけた“流れるままに”と題されたブロンズ像です。「そこのお爺さん、遊ばないでくださいっ!」どこからか声が聞こえてきそうです…

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映画『君の名は。』 [お気に入りの映画]

“君の名は”と言えば真知子と春樹、“エビちゃん”と言えばモデルの蛯原友里ではなくて、宝塚娘役の大原ますみを連想する私は完璧なシニアです。

その『君の名は。』と題した映画が8月末に公開されて大ヒットしております。10月14日には動員1,000万人突破の満員御礼が新聞全面広告として掲載されました。

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製作配給会社の東宝の発表によると、10月16日現在興行収入が154億円を超えて日本映画史上ベスト・テンに入る勢いだそうです。真知子と春樹しか知らない私たち夫婦も乗り遅れまいと、興味津々で映画館に出向きました。

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TOHOシネマズ日本橋・スクリーン7、土曜日のせいかTCXの巨大スクリーンで406席を有する客席はほぼ満杯。公開から一か月半が過ぎておりますが人気のほどが感じられます。中学高校の若い世代が多いのかと思いきや、客席は私たちを含めて30代以上の年齢層が大半を占めておりました。もはや社会現象になっているのですね。

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男女が入れ替わる物語は『とりかへばや』の昔から、近年では大林宜彦監督の映画『転校生』などで知れわたっており、私にもなじみ深いものがあります。ただこれまでは、何らかのはずみで男女の肉体が入れ替わるものでしたが、今回は大都会の男子と田舎町の女子高校生が睡眠中の夢の中を通じて入れ替わるストーリーになっております。小道具としてスマホのLINEが利用されるなど超リアルな現実味を感じさせてくれます。一番に脚本の素晴らしさがあります。隅々まで緻密に練られて、数々の伏線が起承転結を生かし出し、終盤絶望の淵から観客全員が納得するラストまで、一気に見せてくれます。さらに、背景・風景画の緻密で正確な描き方には驚かされてしまいます。

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公開直後から背景のモデルとなった場所・地方を訪れる、いわゆる聖地巡礼に出向く若者が続出しているそうです。彼らの気持ちが痛いほどわかります。実は私も子供の時にエルヴィス・プレスリーの映画『ブルー・ハワイ』を見て、公開から30年後の1991年、40歳になってから夫婦ふたりでハワイ・オアフ島とカウアイ島のロケ地を訪ね歩いたことがあります。まさに聖地巡礼(当時はこのような言葉はありませんでしたが…)です。題して“30年後のブルー・ハワイを訪ねて”、旅行記念のホーム・ビデオが今も手元にあります。

真知子と春樹の物語はすでに遠く薄くなり、すれ違いしか記憶に残っておりません。今回、三葉(みつは)と瀧(たき)の物語にシニアの爺ぃが恥ずかしながら涙してしまいました。何事にもめげないキャラクターの一生懸命さとそれを作り上げたスタッフの皆さんの一生懸命さが、スクリーンを通じてひしひしと伝ってきます。脚本も作画も音楽も見事にマッチした素晴らしい作品です。ディズニーでもジブリでもない、世界に誇るアニメです。新海 誠監督に感謝です…

三葉と瀧くんに栄光あれ!

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『世界報道写真展2016』東京都写真美術館 [世界の美術館&博物館]

先月9月3日にリニューアル・オープンした東京都写真美術館は“TOP MUSEUM”との名前が冠せられました。

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開催中の『世界報道写真展2016』を鑑賞してきました。(10月10日)

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今回の写真展で特に心惹かれたのは、数多くのシリア難民の姿でした。パンフレットなどに使用されている大賞に選ばれた作品もその一枚です。セルビアからハンガリー側へ有刺鉄線の間から子供を手渡しする瞬間です。ほかにも溢れんばかりの難民を乗せたボートや空爆で負傷したたくさんの人々、特に子供の写真には目を覆いたくなるものがありました。温かい食事にお風呂、そして柔らかいお布団、今の日本の暮らがなんと平和なことか…!、考えさせられてしまいます。

美術館があるのは恵比寿のガーデンプレイスです。訪れたこの日は祝日(体育の日)で“恵比寿文化祭2016”が開催されており、実に平和なひと時を過ごさせていただきました。

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街のシンボル“ゑびす像”です。現在の生活に感謝、感謝です…


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映画『沈黙 -サイレンス- 』 [お気に入りの映画]

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2010年の秋、遠藤周作の名作“沈黙”が、米国マーティン・スコセッシ監督により映画化されることが報道されました。すでにロケハンを終えて、日本人俳優をオーデションで選考中との内容でした。それから丸々6年が経ち、なんの音沙汰もないためにてっきり中止になったものと思い込んでおりました。ところが突然に映画館のスポット・ニュース映像にスコセッシ監督自らが表れて、17年冬に公開されることが映し出されました。驚き、そして大喜びをしてしまいました。

スコセッシ版は『沈黙 -サイレンス-』。制作発表の写真と撮影風景の写真です。

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原作本である遠藤周作の“沈黙”と出会ったのは1971年二十歳の時、もう45年も昔になります。小学生の時にクラシック音楽に興味を持ち、突き詰めていくとクラシック音楽の原点=宗教音楽=キリスト教となり、その当時から音楽を始めとして映画や書物などからむさぼるようにキリスト教を吸収しておりました。そして二十歳の秋に日比谷・スカラ座で篠田正浩監督の映画『沈黙』と出会いました。当時のパンフレットが手元にありますので、表紙と掲載写真の一部を紹介します。

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映画が先か、原作本が先か、今となっては記憶があいまいですが、両者ともに強烈すぎるほどの衝撃が当時の私に襲い掛かりました。信仰心とは?、生とは?、死とは?、ストレートで問いかけてきます。日本人の美学についても考えさせられますが、神の“沈黙”を描きながらもそこには究極の“愛”の姿があります。

私もすでに65歳となり、45年前と比べ“死”にかなり近づいております。私はクリスチャンではありませんが、残りの人生は自然にゆだねることにしており、生きることや死ぬことにあらがう気持ちはありません。

スコセッシ版の『沈黙 -サイレンス-』は来年1月に日本公開となるそうです。遠藤周作の“沈黙”には人種や国境を越えて、すべての人類に対するテーマが含まれております。映画館でどのような感動が待ち受けているのでしょうか。今から楽しみです…


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映画『BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』 [お気に入りの映画]

ディズニーとスピルバーグが初めて手を組んだ映画『BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』を見てきました。(9月20日TOHOシネマズ日本橋・スクリーン3)

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養護施設で暮らす少女ソフィーが身長7mもの巨人に連れ去られます。そこはさらに巨大な巨人が住む世界でした…。容姿が違う三者入り乱れてのファンタジー作品で、スピルバーグ監督の映像美が見事です。

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少女ソフィーとBFGビッグ・フレンドリー・ジャイアントと名付けられた巨人。

そのBFGを“チビ”とさげすむ巨人たちです。

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アニメ『ベイマックス』に見られたようなディズニー独特なファミリー感や泣かせどころは少ないものの、スピルバーグのほとばしる感性がスクリーンから感じられます。BFGは採取した“夢”を、夢を持てない人間に与えることを生業としており、その“夢”の描き方が映画ならではの色彩と優雅さで表現されています。

BFGが“夢”の工房をソフィーに紹介するシーンで、“夢”がビン詰めにされております。

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この夏、リオのパラリンピックではアスリートたちの活躍に目を見張り、『やまゆり園』の事件では心を痛めました。容姿の違いなどは考えるだけでも馬鹿々々しいものです。すべての人間には、生きることの価値や楽しい夢を追い続ける意義があります。

映画終盤は、命の危険にさらされたソフィーと日ごろ虐げられた生活を強制されているBFGが、巨人退治を試みます。これまでのハリウッド映画に見られる大げさな破壊や破滅ではなくて、生きることに重点がおかれており、ホッとする結末です。笑いながらもうなづき、納得してしまいました。

“シンドラーのリスト”や“ミュンヘン”など社会性の重い作品から、“E.T.”やこの“BFG”などのファンタジー作品まで、ジャンルを超えて生きることの素晴らしさを問いかけてくれます。ディズニーとスピルバーグ、大好きです!!

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